サービス力

不動産業、顧問業に続く新たな事業に挑戦 地方創生や環境保全に見据えた人生のストーリー

有限会社ケーズ・プランニング

代表取締役

山下 啓一郎

写真:二石光正 取材・文:岩﨑洋明 | 2021.12.10

Q1起業家・経営者になったきっかけを教えて下さい。

親戚一同が自営業でした。なかでも、鮮魚店や魚の卸しなどを営んでいた父親の影響が大きいです。父親の、若くして成功と挫折をした経験を私自身に置き換えて、それとは違ったアプローチで経営に携わりたいと思い、起業しました。

Q2座右の銘を教えて下さい。

「為せば成る 為さねば成らぬ何事も 成らぬは人の 為さぬなりけり」。何事も強い意志をもって望めば、実現できると信じています。一度きりの人生、諦めた瞬間が最後です。まずは60歳を着地点にして、“山下劇場”を可能な限り大きくしていきたいです。

Q3人材育成について教えて下さい。

相手との距離感を大切にしています。夫婦間にしても親子間にしても、ちょうどよい距離感というものがある筈です。それは会社でも同じこと。近すぎると、お互い感情的になって育成はできません。会社のスタッフに限らず、顧客やその他関係者と接する際にも、付かず離れずのコミュニケーションを意識しています。

Q4最近の趣味やこだわりを教えて下さい。

最近、すっかりご無沙汰だったゴルフを再開しました。現在、自治体の会長を務めているのですが、タイミングよくゴルフ会が復活したんですよ。プレーを通して新しい方々と知り合い、まちづくりに参画するきっかけをつくりたいと思います。

Q5今後の展望、目標を教えて下さい。

事業を通して、10代、20代という日本の未来を担う若者たちから「あのおじさんたち、なんだかとても楽しそうだな。自分も事業をやってみたいな」と思ってもらえるようにしたいですね。そして、そんな若者たちの夢を叶えるお手伝いをしていきたいです。

有限会社ケーズ・プランニング 代表取締役 山下 啓一郎(やました けいいちろう)

1972年、宮崎県生まれ。旅行・観光系の専門学校を卒業後、添乗員として旅行会社に就職。その後、飲食店経営、期間労働、自動車学校教官勤務、不動産会社勤務を経て、26歳で有限会社ケーズ・プランニングを設立。不動産売買の仲介を主軸に、経営者を対象にした顧問業も展開。企業のリスクやトラブル、ネゴシエーションマネジメントを行う一方で、起業を志す若者の支援にも注力している。

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vol.56

DXに本気 カギは共創と人材育成

日本アイ・ビー・エムデジタルサービス株式会社

代表取締役社長

井上裕美

DXは日本の喫緊の課題だ。政府はデジタル庁を発足させデジタル化を推進、民間企業もIT投資の名のもとに業務のシステム化やウェブサービスへの移行に努めてきたが、依然として世界に遅れを取っている。IJDS初代社長・井上裕美氏に、日本が本質的なDXに取り組み、加速させるために何が必要か聞く。
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