TOPICS

挑戦する全てのビジネスパーソンに告ぐ

DXに取り組みながら、企業だけでなく社会も変えていく覚悟はあるか?

2022.06.02

2022年3月28日、クロスメディア・パブリッシング(インプレス)より、書籍『【DX CX SX】――挑戦するすべての企業に爆発的な成長をもたらす経営の思考法――』が発刊された。

本書は、これまで数十社、100件以上のDXプロジェクトに関わってきた株式会社INDUSTRIAL-X 代表取締役 八子知礼氏の、満を持してのDXの指南書だ。世の中にDX関連の書籍は山ほどあるが、発売前にAmazonベストセラーランキング「経営戦略」カテゴリにて1位を獲得、発売後も同ランキング「企業再生・倒産」カテゴリにて1位を獲得。さらに、紀伊国屋書店新宿本店において、総合週間ランキングにて1位、リブロ汐留シオサイト店、三省堂書店名古屋本店でも、ビジネス書週間ランキングにてそれぞれ1位を獲得している。このことからも、同書がいかに多くのビジネスパーソンに注目されているかが分かるだろう。

表題にあるDXは、ご存知のとおりデジタルトランスフォーメーション、本書においてCXはコーポレートトランスフォーメーション、SXはソーシャルトランスフォーメーションの略である。競争力ある未来の産業に向けてDXに取り組みながら、企業全体を変革(CX)し、そして社会全体を変えていくこと(SX)が、いま世界中の企業に求められている。それは企業規模の大小ではない。そんな巨大な潮流において、この3つのX(トランスフォーメーション)に対して、企業はどのように取り組むべきか、同社が培ってきた具体的な方法と豊富な事例をまとめている。

今後20年で日本の人口が20%程度減少する予測から、求められることは「少なくとも現状の20%ほどの業務改善を図らないことには現状維持をすることさえ難しい」ということ。つまり、社会変革のために残されている時間は、もうそれほど多くはない。今すぐ徹底的なデジタル化によって経営をスピーディに変革し、さらに垣根を跳び越えた異なる業界・業種へ進出、今とは全く異なるビジネスモデルの構築で自社を生まれ変わらせる──それぐらいの覚悟と実行力が経営者には求められるだろう。

既にDXを活用している企業から、なかなかDXに踏み出せない企業まで、あらゆる企業の経営者、DX担当者に大きな成長と成果をもたらしてくれるであろう良書を、是非手に取っていただきたい。

◇書籍情報

『【DX CX SX】――挑戦するすべての企業に爆発的な成長をもたらす経営の思考法――』

・出版社:クロスメディア・パブリッシング(インプレス)

・発売日:2022年3月28日

・著者:八子 知礼 (株式会社INDUSTRIAL-X 代表取締役)

SUPER CEO Back Number img/backnumber/Vol_56_1649338847.jpg

vol.56

DXに本気 カギは共創と人材育成

日本アイ・ビー・エムデジタルサービス株式会社

代表取締役社長

井上裕美

DXは日本の喫緊の課題だ。政府はデジタル庁を発足させデジタル化を推進、民間企業もIT投資の名のもとに業務のシステム化やウェブサービスへの移行に努めてきたが、依然として世界に遅れを取っている。IJDS初代社長・井上裕美氏に、日本が本質的なDXに取り組み、加速させるために何が必要か聞く。
コンテンツ広告のご案内
BtoBビジネスサポート
経営サポート
SUPER SELECTION Passion Leaders