商品力

多様性社会にこそ真価を発揮 思考を見える化する人材分析管理システム

株式会社LenaBrain

代表取締役

栁澤 奈々

写真/芹澤 裕介 文/竹田 明(ユータック) 動画/ロックハーツ | 2021.11.10

Q1起業家・経営者になったきっかけを教えて下さい。

元々は某エステサロンの従業員でした。その頃から数字に強く、自らのロジックを持っていました。当時シングルマザーだった私は、子供を守るためにも、笑顔を絶やさないためにも、自分の好きな事を仕事にしようと2006年に美と健康を目的とした株式会社Lenaを設立。2019年には脳科学を基に開発した思考分析診断ツールをリリースし、働き易い世の中にしていきたいと株式会社LenaBrainを設立しました。

Q2貴社の強み、特徴を教えて下さい。

人材の雇用から育成までの課題を解決するシステムを開発しています。個人の成果につながる行動を分析し可視化。研修後の効果測定も可能となっています。個々の能力から組織分析を行い、それを可視化することで企業課題や問題が明確になり、今後の企業成長にもつながります。

エステサロンとシステム開発会社、2足の草鞋も3年目に突入。店舗のコンサルティング(立て直し)なども幅広く対応している。

Q3今後の展望、目標を教えて下さい。

今後は「LenaBrain」を個人・企業が使いやすいシステムにしていくのが目標です。そのために、現在システムの再構築に力を入れていきます。個の時代と言われている今、これからは個人の個性や能力が試されていきます。企業側とのマッチング・親子関係・婚活等でも活用し、人と人との関わりあいが円滑に進む手助けをしていきたいです。

Q4日常生活で大切にしていることを教えて下さい。

どんなに辛いときでも笑顔でいることと、常に周囲への感謝の気持ちを持つことです。笑顔で明るく積極的に行動することで、周囲にパワーを与え、やる気にさせます。また、自分ひとりの力では成し遂げられない課題や目標は、仲間や協力者がいてこそ達成できます。自分に奢らず謙虚な気持ちでいることで感謝が生まれます。

Q5ご自身の強みを教えて下さい。

女手ひとつで3人の娘を育てながら、2社の会社経営をしてきたせいか、かなりの忍耐力とパワーがあります。常に冷静であり、物事を逆説的に考え自己分析しています。そのため全体像が見えるので、話をしながらアイデアが次々と浮かんできます。一度お会いすれば、良い企画が提案できるかもしれません。

株式会社LenaBrain 代表取締役 栁澤 奈々(やなぎさわ なな)

株式会社Lenaと、株式会社LenaBrainの代表取締役。ブレイン協会代表理事。株式会社Lenaでは健康寿命の延伸を社の理念とし、エステティックと国家資格者との融合サロンを運営。エステサロンを経営するなかで、労働集約型の人材育成プログラム「LenaBrain」を開発し、他社にも提供するため2019年8月に株式会社LenaBrainを設立。2021年には2年連続美容業界成長企業に選ばれ、SDGsアワードを受賞。

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vol.56

DXに本気 カギは共創と人材育成

日本アイ・ビー・エムデジタルサービス株式会社

代表取締役社長

井上裕美

DXは日本の喫緊の課題だ。政府はデジタル庁を発足させデジタル化を推進、民間企業もIT投資の名のもとに業務のシステム化やウェブサービスへの移行に努めてきたが、依然として世界に遅れを取っている。IJDS初代社長・井上裕美氏に、日本が本質的なDXに取り組み、加速させるために何が必要か聞く。
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