市場創出力

コインランドリーのFCビジネスで起こす“化学反応” さまざまなニーズを組み合わせる、WIN×WINな提案

株式会社ジーアイビー

代表取締役

鈴木 衛

写真/スギヤマオサム 文/小幡奈々 動画/ロックハーツ | 2022.05.10

Q1起業家・経営者になったきっかけを教えて下さい。

8歳のとき、父の営む会社が倒産。その経験を根底に、自分の環境に人生を合わせるのではなく、自分が生きたい人生に時間や収入を含めた環境を合わせたいと考えるようになりました。大学在学中に「30歳で経営者になる」と決意しコンサルティティング会社を起業すると、中小企業の抱える課題を実感。お客様の企業価値の向上はもとより、社員や世の中に役立ちたいとの思いでジーアイビーを設立しました。

Q2貴社の強み、特徴を教えて下さい。

当社の企業価値=人財であり、常に自分の役割を考え行動してくれる社員こそが当社の強みです。特徴としては、業界の体質や特殊性にとらわれず幅広い視野からビジネスチャンスを模索し、あらゆる業種の企業や商材をマッチングするところにあります。当社が長年培ってきた経験と専門性、強力な人脈やビジネスネットワークを活用し、お客様にとっての新たな事業展開をプロデュースしています。

Q3今後の展望、目標を教えて下さい。

将来的にコインランドリー業界でナンバーワンとなり、他の商材でもお客様のお役に立ちたいと考えます。それに先立ち、2027年までにFC事業である「ブルースカイランドリー」を全国500店舗展開。中長期的には、社内に複数のインナーベンチャーを設け、顧問先やインナーベンチャーで新規上場株式(IPO)する企業を10社設立したいです。

Q4貴社の人材育成について教えて下さい。

仕事を通じて人を幸せにすることが私たちジーアイビーの目的です。私たちが幸せを感じることができなければ、この目的は実現できません。幸せは与えられるものでなく、自分自身で感じるものです。そして幸せを感じるためには人間性が必要であり、自己価値を認識するためには社会人・専門家としての確立が重要です。当社では、人間性・社会性・専門性の各分野において自己研鑽を大切にしています。

Q5最近の趣味やこだわりを教えて下さい。

「スリカータ東海」という社会人チームに所属し、週末はアメフトを簡略化した球技であるフラッグフットボールに打ち込んでいます。18年間やっていたアメリカンフットボールの経験を活かし、ポジションはランニングバッグでオフェンスのキャプテンも兼務。通勤前にパーソナルトレーニングに通い、走り込める体づくりにも励んでいます。

株式会社ジーアイビー 代表取締役 鈴木 衛(すずきまもる)

1970年生まれ、岐阜県出身。大学卒業後、会計事務所に7年間勤務。2000年、中小企業にコンサルティングサービスを提供するセンチュリオンコンサルタンツ株式会社を設立。2003年、友人と税理士事務所を開設し副所長に就任し、2009年MBA修得(AACSB)。2010年、株式会社ジーアイビーを設立し、2015年よりコインランドリーFC事業を開始。1000社を超える会社と携わった経験を活かし、コインランドリーの新しいビジネスモデルを全国展開している。

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vol.56

DXに本気 カギは共創と人材育成

日本アイ・ビー・エムデジタルサービス株式会社

代表取締役社長

井上裕美

DXは日本の喫緊の課題だ。政府はデジタル庁を発足させデジタル化を推進、民間企業もIT投資の名のもとに業務のシステム化やウェブサービスへの移行に努めてきたが、依然として世界に遅れを取っている。IJDS初代社長・井上裕美氏に、日本が本質的なDXに取り組み、加速させるために何が必要か聞く。
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