運を磨くは“趣味”次第

ガーデニングにかけるエネルギーは植物からのパワーで回収

株式会社アースホールディングス

代表取締役社長

國分利治

写真/伊藤 勇、文/藪下佳代 | 2014.02.10

株式会社アースホールディングス 代表取締役社長 國分利治(こくぶんとしはる)

1958年、福島県生まれ。工業高校電気科を卒業後、地元の縫製工場に就職。19歳のとき、美容院の経営者になることを目的に上京し、東京・新宿の美容室に住み込みで就職。1年半後には店長、5年後には17店舗を管理するマネジャーとなる。その後30歳で独立。葛飾区に「Hair&Make EARTH(アース)1号店」をオープンする。大型店舗展開で業績を伸ばし、約10年後には16人のフランチャイズオーナーを育て、総店舗数も100に達する。2007年にはロンドンにも進出。現在、日本全国に220店舗を展開。2013年、千葉県鴨川に社員の保養所、EARTHサーフィンハウスを建設。フランチャイズオーナー54名、総従業員数約2700名。100名の経営者づくりを目指している。著書に、『地道力 新版』(PHP研究所)がある。また、DVD『地道力』(カルチュア・コンビニエンス・クラブ)もリリース。全国のTSUTAYAにてレンタル中、全国のEARTH店舗では販売もしている。

ところどころ錆び付き、年季の入った花鋏。それを巧みに扱い、バラを生ける國分社長の趣味は、ガーデニング。ハマったきっかけは、もう20年以上通い続けている、ロンドンにあるという。

「仕事で毎年2回ほど渡英しているんですが、町を歩いていると、小さな家の庭先で花を育てていたり、あちこちにある公園でも花が咲いていて、すごくいいなと。12年前に自宅を購入してから、念願のガーデニングを始めたんです」

自宅の庭の植栽は、すべて自分で植え、休みの日は1日中、庭の手入れに没頭する。

「食事もせず、もう夢中で。無心になれるんです。あたたかくなってきたら、新しく花を買ってきて、植え替えたりするのが、今から待ち遠しいですね」

自らの手で丹精した花。従業員の誕生日には花の写真を撮影してメールで贈ることも。

春ともなれば、庭のいたるところで花々が咲き誇る。なかでも、バラが一番好きという國分社長は、育てたあとの、愛でる楽しみも知っている。

「好きなものを植えて、好きに咲かせているだけなんですが、よく育ってくれています。枯れる前には花を切って、部屋に飾ったり、香りを楽しんだり。摘んだバラの花びらをお風呂に入れたりすることもありますよ」

広い庭もすべて自分で手入れ。時には休日がまるまる水やりでつぶれた、ということもあるが、花のある生活を満喫している。

植物は愛情をかけると育ちが違うとはよくいわれることだが、「それでも枯れることはあります(笑)。手をかけても、花が咲く時と咲かない時がある。でも、花が咲かない間も、実は咲く準備をずっとしている。きれいに咲く所だけ見てしまうけれど、そうじゃない所にこそ苦労があるんだよっていう話を、スタッフにしたり。植物は水をあげすぎても、あげなさすぎてもダメ。甘やかしてもダメだし、厳しくしてもダメ。それってスタッフを育成するのとまったく同じなんですよ」。

美容に携わる國分社長なりの美意識と、経営者としてのバランス感覚は、ガーデニングという趣味によって、より一層磨かれているようだ。

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vol.56

DXに本気 カギは共創と人材育成

日本アイ・ビー・エムデジタルサービス株式会社

代表取締役社長

井上裕美

DXは日本の喫緊の課題だ。政府はデジタル庁を発足させデジタル化を推進、民間企業もIT投資の名のもとに業務のシステム化やウェブサービスへの移行に努めてきたが、依然として世界に遅れを取っている。IJDS初代社長・井上裕美氏に、日本が本質的なDXに取り組み、加速させるために何が必要か聞く。
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