人材力

兵庫から日本を代表する女性を輩出 ミセスのオピニオンリーダーが女性活躍支援にかける思い

株式会社エヌ・アンド・エム

代表取締役

奥山恵子

写真/田村和成 文/中野祐子 撮影場所/シーサイドホテル舞子ビラ神戸 | 2021.10.11

妻、経営者、「ミセスジャパン2019ファイナリスト」、ミセスモデルと、多彩な顔を持ち、女性活躍支援に取り組む奥山恵子代表。今回、「ミセスジャパン2021兵庫大会」の初開催。大会や女性活躍にかける思いを当日の様子と共に紹介する。

株式会社エヌ・アンド・エム 代表取締役 奥山恵子(おくやまけいこ)

大阪府出身、兵庫県在住。大阪芸術大学卒業。美術品、損害保険、MFPなどの営業に携わり、月平均300万円以上の売り上げを継続。父の逝去に伴い、株式投資、資産運用を行う株式会社エヌ・アンド・エムを承継。ミセスジャパン2019千葉大会準グランプリ、日本大会ファイナリスト。ミセスジャパン2021兵庫大会エリアディレクター。ミセスモデルとしても活躍中。

夫婦の想い出を反映した初の兵庫大会開催

亡き父から、株式投資・資産運用を行う株式会社エヌ・アンド・エムを承継。鋭い洞察力と手堅い運用で安定した収益を確保・継続する奥山代表。自らを磨き高めたいと出場した「ミセスジャパン2019千葉大会」で準グランプリ、「ミセスジャパン2019日本大会」ファイナリストに輝いた。

ミセスジャパンとは、内外面の美しさを持ったミセスが出場、日本を代表する女性として表彰を行う、2016年に立ち上げられたミセスのための大会。地方大会、日本大会、世界大会を経て、地域、日本のオピニオンリーダーとなるミセスを選出するのだが、見た目を競うミス・ミセスコンテストとは一線を画し、妻、母、女性として、その人を形成するすべてが審査対象となる。また、選出されたファイナリストが大会運営に携わっていくことも特徴。奥山代表も2020年から審査員や出場者のレッスン、さらに株式会社エヌ・アンド・エムとして長野、千葉、神奈川、宮崎の4大会に協賛。その中でひとつの夢を描いていたという。

「それは私の地元で大会を開催することです。事務局にエリアディレクターとして承認いただき、4人の運営メンバーと共に初めての兵庫での開催を実現しました」

ミセスジャパン初の2021兵庫大会は、ミセスのオピニオンリーダー輩出や地域創生という趣旨に加え、奥山代表のドラマチックなコンセプトも掲げられた。

「大会開催日の8月28日は夫と出会った記念日であり、私にとってはミセスの原点となった日でもあります。出会いは兵庫を象徴する存在でもある海。そして、地域創生という意義とも併せて、明石海峡大橋を見渡す『シーサイドホテル舞子ビラホテル』を会場にしました」

開催日・会場決定後は、出場者募集や協賛依頼に奔走。厳正な審査のもと、兵庫大会に出場を果たした25名のファイナリストへのウォーキングやスピーチといったレッスンも担当した奥山代表。ファッションの街でもある神戸を表現すべく、自身が愛用するアパレルメーカー・kay me(ケイミー)株式会社の協賛、衣装提供も叶えた。

「kay meは毛見純子様が経営され、女性が活躍する企業で、アニマルフリーや自然環境保護、商品廃棄ゼロといったサスティナブルにも取り組んでおられます。エヌ・アンド・エムでは女性活躍やSDGsに注力する企業への投資を重視しており、女性、経営者としての思いも一致しました」

女性、経営者としての幸せをリターンしていく

大会当日は、海も橋も眩しいほどの晴天。コロナ禍での開催となったが、規模を半分以下に縮小し、web配信も導入。出場者、関係者、観覧者には事前のPCR検査と当日の問診票の提出義務など、厚生労働省、兵庫県が定める感染予防対策のもと万全の体制で遂行された。

「ミセスジャパンは、ミセスによるミセスのためのページェントです。ページェントとはページをめくる、扉を開くという意味。私もそうだったのですが、普通のミセスが14cmのヒールでステージに立つというチャレンジを通して人生のターニングポイントを迎え、新しい扉が開けるよう、兵庫大会は『This is my START』をテーマにしました」

初の兵庫大会を成し遂げたエリアディレクターとして、開催の挨拶を行った奥山代表。さらに歴代ファイナリストのランウェイでは華麗なウォーキングを披露。メインスポンサーとして大会を支援し、表彰のプレゼンターを務めるなど女性経営者として成功する姿も出場者や観覧者、web配信の閲覧者の目を釘づけにした。

大会を無事に終え、緊張から解き放たれた奥山代表に今後の目標をうかがった。

「ページェントのステージに携わっていくことはもちろん、経営者として女性活躍の推進、社会の活性化にこれまで以上に貢献していきます。また、妻、女性経営者、挑戦者、リーダーとしての姿がミセスのロールモデルとなるよう、私自身を磨き高めつづけていくことも目標です」

SUPER CEO Back Number img/backnumber/Vol_56_1649338847.jpg

vol.56

DXに本気 カギは共創と人材育成

日本アイ・ビー・エムデジタルサービス株式会社

代表取締役社長

井上裕美

DXは日本の喫緊の課題だ。政府はデジタル庁を発足させデジタル化を推進、民間企業もIT投資の名のもとに業務のシステム化やウェブサービスへの移行に努めてきたが、依然として世界に遅れを取っている。IJDS初代社長・井上裕美氏に、日本が本質的なDXに取り組み、加速させるために何が必要か聞く。
コンテンツ広告のご案内
BtoBビジネスサポート
経営サポート
SUPER SELECTION Passion Leaders
ブランジスタが手がける電子雑誌