ファッション
写真/蜂谷哲実 スタイリング/佐藤雄一 構成・文/瀧川修平 | 2017.04.10
時計171万円/カルティエ(カルティエ カスタマー サービスセンター:TEL 0120-301-757)、スーツ12万9000円/ラルディーニ、シャツ1万5000円/ブリッラ ペル イル グスト(共にビームス 銀座:TEL 03-3567-2224)
釘をモチーフとする「ジュスト アン クル」は「ラブ 」ブレスレットと並び、ジュエリーデザイナーのアルド・チプロ氏がカルティエニューヨークのためにデザインした、50年近い歴史を持つアイコン。片や“ロックな反骨精神の象徴”、片や“現代の愛の手錠”と意味合いは異なりますが、いずれも着ける者に秘めたるパワーをもたらしてくれます。レヴォリューションを起こしたいCEOにはうってつけな験担ぎアクセといえましょう。
ブランドの頭文字をデザインに昇華した「ティファニー T」。ニューヨークの街からインスパイアされたスタイリッシュなゴールドブレスは一見フェミニンにみえるかもしれませんが、太めのミディアムサイズなら男性にもちょうどいいボリューム。厳しい基準を満たした高純度の18金がさりげなくもきらめくため、周囲の目に留まること請け合いです。記憶に残る“T”の意匠が、アナタのシンボルとなる日も遠くはありません。
イタリアはローマ帝政期に造られた世界遺産の円形闘技場であるコロッセオからインスピレーションを得て、1999年に誕生した「ビー・ゼロワン」。CEOがビジネスの現場で身に着けるべきは、剣闘士たちの聖地であり正念場をモチーフとしたこんな一本かもしれません。シンプルながら一見してそれと分かるアイコニックな歴史的デザインを拝借すれば、ジャケットの袖からのぞくだけで誰もが一目置くことでしょう。
ヨットのケーブルとシャックルをモチーフにした「フォース10」ブレスレットで有名なパリのハイジュエラー、フレッド。その創業80周年を記念して昨年リリースされたのが、「8°0(エイト デグリー ゼロ)」と銘打つコレクションです。固く結ばれたノットをイメージしたバックルは、無限や永遠の愛を意味する“∞”や縁起の良い数字とされる“8”を彷彿。絆や信頼関係を重んじるCEOのラッキーチャームとして輝いてくれます。
vol.56
DXに本気 カギは共創と人材育成
日本アイ・ビー・エムデジタルサービス株式会社
代表取締役社長
井上裕美