商品力

“京大卒の元ホームレス”経営者が独自の成長哲学で目指す教育改革

株式会社いま-みらい塾

代表取締役社長

歌崎雅弘

写真/田村和成 文/中野祐子 | 2021.06.10

Q1起業家・経営者になったきっかけを教えて下さい。

中学、高校と打ち込んできたアメリカンフットボールの強豪でもある京都大学に進学するため、半年で偏差値を倍増させた勉強法と、合格=成功を成し遂げた経験を伝え、子どもや保護者、社会にも貢献したいと思い、起業しました。

Q2貴社の強み、特徴を教えて下さい。

自分の力で自分を成長させていくための原動力となる生き方、心構え、方法である「成長哲学」が強み。受動的な「作業」から能動的な「挑戦」のスタイルでの学びを実現できる「早押しクイズ型学習アプリ」も開発。スピードを競うことの効果や価値において他のツールとは一線を画し、多岐にわたる学習、法人活用ができることも魅力です。

Q3今後の展望、目標を教えて下さい。

独自の「成長哲学」を世界の学びのあたりまえにしていくことが目標です。講演会やSNSでの発信などによる啓蒙活動に加え、設立した新会社では子ども、保護者の育成を行いたいです。そして自分の力、意志で未来を切り拓く人が次々と生まれ、活躍する社会も目指していきます。

Q4経営理念について教えて下さい。

「自伸に満ちあふれた社会を創造し、人類の学びの進化に貢献する」が経営理念です。「自信」ではなく、「自伸」とするのは、自ら伸びていけば、おのずと自らを信じることができるからです。

Q5座右の銘を教えて下さい。

「挑戦することで人は自由になれる」。自分が決めたこと、好きなこととは、自分の本心、本音であり、それに全力を注ぎ、生きることができるのは、どれだけ幸せで価値があることなのか。ホームレス経験により、本当の意味での自由を知ったことから生まれた私自身の言葉です。

株式会社いま-みらい塾 代表取締役社長 歌崎雅弘(うたざき まさひろ)

1979年、兵庫県伊丹市生まれ。中学、高校で打ち込んだアメリカンフットボールの強豪でもある京都大学への進学を志望。偏差値40から80に倍増させ、合格する。卒業後、スポーツメーカー、専門商社で11年間活躍し、2016年「株式会社いま-みらい塾」を設立。自らの経験に基づく学習の方法を啓蒙し、2020年に早押しクイズ型学習アプリ「はやべん」をリリース。2021年、理想の学びを実践する株式会社STORY MAKERを設立。

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vol.56

DXに本気 カギは共創と人材育成

日本アイ・ビー・エムデジタルサービス株式会社

代表取締役社長

井上裕美

DXは日本の喫緊の課題だ。政府はデジタル庁を発足させデジタル化を推進、民間企業もIT投資の名のもとに業務のシステム化やウェブサービスへの移行に努めてきたが、依然として世界に遅れを取っている。IJDS初代社長・井上裕美氏に、日本が本質的なDXに取り組み、加速させるために何が必要か聞く。
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