技術力

サロンの激戦区、銀座・表参道でお客様満足度98.7%! スクール事業で女性の自立を支援し「幸せの波紋」を広げて社会貢献を目指す

株式会社OLIVIER

代表取締役

関戸亜美

写真/十万正人 文/平川 恵  | 2021.04.12

Q1起業家・経営者になったきっかけを教えて下さい。

美容業界に飛び込んだのは、私自身、顔中ニキビだらけなのがコンプレックスだったことから。そして「自分も美しくなりたい、人が美しくなるお手伝いがしたい」という想いからでした。最初は、メイクの仕事に興味があったのですが、この業界で働いていくうちに、そしてお客様に触れるうちに、 表面だけではなく、体の中から変わっていく、そして心も変わっていくこの世界の楽しさや喜び、この業界の奥深さを知りました。父親が事業を営んでいたこともあり「独立するなら経営者に」と考えたのも、自分にとって自然な流れだったと思います。

Q2貴社の強み、特徴を教えて下さい。

商標登録もしているオリジナルメソッド「筋骨造形施術」です。これは、短時間で疲れも美容もケアしたい私が研究と試行錯誤を重ねた末に生み出した、自信をもって提供できる施術です。お客様からは「エステの域を超えている」「マッサージに行くより疲れがとれる」など嬉しいお言葉を多数頂戴しています。また、隠れ家的な小さなサロンだからこそ、お客様のニーズが手に取るようにわかり、最適なサービスを提供することができます。これは大型店にはない強みです。

Q3今後の展望、目標を教えて下さい。

店舗、スクール事業を拡大し、女性が自立し、活き活きと働き、収入が得られる未来を多く作る。関わる人たちを全力で応援する。そんなビジネス展開をしていきます。

Q4貴社の人材育成について教えて下さい。

もちろん、技術面、接客面などは大事ですが、その前提として“在り方”が大切だと感じています。例えば、“豊かさ”をとってみても、一つの事象の感じ方、捉え方は人それぞれ異なる。でも、同じ事象であっても豊かさを多く感じられる方が幸せだと思います。また、そんな社員は、お客様に対しても心の通う接客ができると信じています。2023年は、スキル面だけではなく、“在り方”まで社内教育に取り入れています。

Q5経営理念について教えて下さい。

「幸せを波紋させると共に、関わる人の物心両面の豊かさを追求する」です。

会社・お客様・社員・社会への「四方良し」。メンバー一丸となって、お客様に良いものを提供し、それがお客様に喜ばれた結果、会社も向上し、ゆくゆくは社会貢献にもつながる――その考えは起業当初から変わっていません。経営者として、より多くの人が笑顔になれるお手伝いができたらと思っています。

株式会社OLIVIER 代表取締役 関戸亜美(せきどあみ)

神奈川県出身。20歳から美容業界へ入り、エステサロンや温浴施設、ホテルスパ、エステ用マシン販売、エステティシャン専門の派遣業などを経て独立。エステサロンのコンサルティングからはじめ、2014年11月に赤坂にSalon de Cachette1号店を立ち上げた後、2015年4月に法人化。2015年6月Salon de Cachette表参道店、2017年8月Salon de Cachette銀座店をオープン。現在は、スクール事業(ブランシエルセラピストスクール/筋骨メソッド独立コース)やサロンコンサルタント、痩身クリームの企画販売、独立希望社員にはのれん分け、またフランチャイズの展開もしている。

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vol.56

DXに本気 カギは共創と人材育成

日本アイ・ビー・エムデジタルサービス株式会社

代表取締役社長

井上裕美

DXは日本の喫緊の課題だ。政府はデジタル庁を発足させデジタル化を推進、民間企業もIT投資の名のもとに業務のシステム化やウェブサービスへの移行に努めてきたが、依然として世界に遅れを取っている。IJDS初代社長・井上裕美氏に、日本が本質的なDXに取り組み、加速させるために何が必要か聞く。
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