人材力

男気経営で急成長 職人・顧客と信頼築く

株式会社ヒルズハウス

代表取締役

中山晋吾

写真/大崎 聡 文/成田敏史 | 2014.06.10

Q1起業家・経営者になったきっかけは?

中学卒業後、塗装職人として働くなかで、“30歳までに年収1,000万円”という目標を立てたのが最初のきっかけです。そして、22歳の時に私が所属していた会社の仕事量が激減したことや、何よりも大切な宝物ができ、人生のタ-ニングポイントは今だと、独立、中山建装を立ち上げました。

Q2貴社の強み、特徴を教えて下さい。

地域密着型で、お客様第一主義の営業会社であることです。施工会社の中山建装も経営していますから、下請けを使わず、自社職人で工事を進められます。また、安い価格で高い技術を約束できますし、職人の人数が多く、短期間で施工完了できる点も弊社の強みです。

Q3今後の展望、目標を教えて下さい。

ヒルズハウスは藤沢、茅ヶ崎といった湘南エリアがメインですが、ほかの地域でも信用・信頼を育んでいき、神奈川県全域に店舗を展開する予定です。また、現在はビルやマンションの屋上に設置する産業用太陽光発電分野にも取り組んでおり、リノベーション物件の販売など、不動産ビジネスも展開していきたいと考えています。

Q4経営理念について教えて下さい。

仲間の幸せや夢を応援し、共に成長し続ける。自分の損得だけで物事を考えず行動する「男気集団」です。「他が為に生きる」というのが私自身の人生のビジョンなんです。人間は自分のためだけに頑張るのには限界があります。特に私は弱い人間ですから、誰かのためでないと壁に当たったとき、乗り越えることができない。常に家族、社員、社員の家族のためを考えて行動していきたいと思っています。

Q5日常生活で大切にしていることを教えて下さい。

早起きを習慣にしています。早寝はなかなかできないのですが(笑)。毎朝、6時頃には目を覚まし、仕事のことなどを考えていますね。また、出来る限り朝、中山建装の資材置き場に行き、現場へ向かう職人たちと顔を合わせるよう心掛けています。

株式会社ヒルズハウス 代表取締役 中山晋吾(なかやま しんご)

1977年生まれ。神奈川県出身。塗装職人として経験を積んだ後、1999年に独立し中山建装を創業。2004年に同社を有限会社へ法人化、2012年に株式会社に組織変更。同年5月に株式会社ヒルズハウスを設立し、同社の代表取締役を務める。2社合計で35名の社員を抱える。

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vol.56

DXに本気 カギは共創と人材育成

日本アイ・ビー・エムデジタルサービス株式会社

代表取締役社長

井上裕美

DXは日本の喫緊の課題だ。政府はデジタル庁を発足させデジタル化を推進、民間企業もIT投資の名のもとに業務のシステム化やウェブサービスへの移行に努めてきたが、依然として世界に遅れを取っている。IJDS初代社長・井上裕美氏に、日本が本質的なDXに取り組み、加速させるために何が必要か聞く。
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