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美と健康を自ら設計する女性の定額制セルフエステ

BODY ARCHI(ボディアーキ)は自分磨きのニューノーマル 「人生を効率よく楽しむための“パートナー”」

BODY ARCHI(ボディアーキ)

文/岡本のぞみ(verb)写真提供/ボディアーキ・ジャパン | 2022.03.16

競争の激しいエステ業界に「定額制セルフエステ」というビジネスモデルを持ち込んだ「BODY ARCHI(ボディアーキ)」。2018年11月に表参道店がオープンするや予約が殺到。月額1万円から使い放題というサブスクリプションのサービスが女性の美意識を刺激し、勢いは全国に広がった。

2022年1月時点で全国38店舗を構え、国内出店数はナンバーワン(2021年11月時点、女性限定セルフエステ、当社調べ)。来店者は95万人(2018年11月~2021年10月の来店延べ人数、会員・非会員問わず)を突破している。多くの女性に支持され、快進撃を続ける理由を探った。

BODY ARCHI(ボディアーキ)  

株式会社ボディアーキ・ジャパン。ネクシィーズグループの新会社として、2018年11月に表参道に1号店をオープン。月額1万円から定額制でプロ仕様の高機能なエステマシンでのセルフエステを予約・施術できるサービスを提供。2022年1月時点で全国38店舗まで拡大している。またDNA美容として遺伝子解析による食事・運動指導のサービスも提供。オリジナルの化粧品やサプリメントの販売も行っている。

有限会社hanamatsuri​
代表取締役 今野文恵

1987年、宮城県仙台市でフローリスト「hanamatsuri (ハナマツリ)」を創業。「あなたの想いをカタチにする“美しく凛々しい花”」をコンセプトに、お祝いやお悔やみ、インテリア・ガーデンの花を取り扱う。女性を喜ばせる「男前な花屋さん」がモットーで、トータルな相談ができる、地域に寄り添うフローリスト。プライベートではダンスチームに所属し、公私共に活動的な日々を送っている。

Q:BODY ARCHIに通いはじめたきっかけを教えてください。

50代になって年齢とともに体力が落ちているのを感じ、経営者として女性として、健康管理も努力しなくては、という思いがありました。

BODY ARCHIは、誕生前からネクシィーズグループの近藤太香巳代表から話を聞いていて、「セルフエステ」という新しい分野に興味をもっていたんです。ですから、2021年5月に仙台店がオープンしたときには、すぐに入会しました。また、表面だけでなく“インナーにもアプローチしてくれるマシン”がどんなものなのかも気になったポイントです。

子育ても終わって、これから美に投資したいというタイミングでもありましたし、やはり女性にとって、美は永遠のテーマですからね。

Q:セルフエステを体験してみてどうでしたか?

セルフエステといえども、スタッフの方がとても親切で、手取り足取り丁寧に教えていただきました。エステマシンも自分で動画を観ながらできるので、気になっている部位を集中的に施術するなど、その時々でアレンジしながら利用しています。

私は、お腹と二の腕、お腹と脚など、お腹を中心にすることが多いですね。また、セルフエステの時間は鏡の前で一人、無心になれます。今となっては、大変貴重な時間ですね。

Q:通ってみて、どんな変化がありましたか?

もともと低体温が悩みで、お腹を中心にマシンを当てていました。すると、体が内側からぽかぽかしてくるのがわかって、全身の血が巡ったように感じ、その後はお通じもよくなりました。

私は仕事柄、体を動かすことも多いのですが、本当に足が軽くなったのを実感しています。他にも、遺伝子解析サービスの結果を受けて食事面を意識したこともあり、1ヵ月半で4kgもの減量に成功しました。そもそも痩せる意図はなかったのですが、お客様に「痩せた?」と聞かれるとうれしいもの。しかも、ハリのあるままで健康的に痩せることができたので、理想的なボディメイクだと思いました。

Q:経営者として気に入っているポイントを教えてください。

予約がカンタン便利で、すきま時間を活用できるのがいいですね。2回分まで予約が取れるので、ぽっかりと予定が空いたときなどに予約が入れられます。また、空いている時間があれば当日でも予約できるのはうれしいポイント。経営者だと予定がつかめないこともあるなか、時間が有効に使えるので、その時間を美容に充てられます。

私にとってBODY ARCHIは、エネルギーを高めてくれる存在。経営者として女性として、人生を効率よく楽しむための“パートナー”になってくれています。


 

カリスマ二人のタッグによって生まれた
「自らのボディを設計する」というコンセプト

1号店のオープンには、600人もの予約が殺到。「月額1万円の定額制セルフエステ」という言葉が目新しく映ったことが、人気に火がついた理由の一つだろう。BODY ARCHIを誕生させたのは、ビジネスとブランディングのカリスマ二人。これまで携帯電話やインターネットの普及を成し遂げたネクシィーズグループの近藤太香巳氏と、そのブランディング手腕で多くの店舗を成功に導いてきた柴田陽子氏のタッグによるもの。

近藤太香巳氏(左)、柴田陽子氏(右)。

「ビジネス」と「ブランディング」2つのカリスマによる奇跡のタッグ 「BODY ARCHI(ボディアーキ)」誕生秘話

これまでのエステといえば、高額なコース契約があって通いにくいイメージがあった。そして、セルフエステ自体もマシンの性能や使い勝手が悪い印象から、なかなか普及せずにいたという。

近藤氏はこの頭打ちだったエステ業界に変革を起こそうと、「高品質&低価格のサービス」と、店舗運営における「最先端エステマシンの初期投資ゼロ」をひらめいた。誰でも使いやすい高性能なマシンを使い放題にし、初期投資を大幅に抑えたFC展開を実現するアイデアだ。

それに対して、柴田氏も女性のニーズを掘り起こし、「どんな人でもマイペースに通える」こと、女性が健康的に美しくあるために「自らをコントロールする」ことを、強みとして打ち出した。

イメージモデルは、矢野未希子さん。

こうしてできたコンセプトが、「BODY ARCHI」。「自らのボディをARCHITECT(アーキテクト・建築)する」という意味をもたせたネーミングに、キャッチコピーは、「私の自信は、私自身でつくる。」。

エステに美容だけでなく、スポーツジムの要素をプラスし、女性が自分の意思を尊重しながら、自分に合ったペースで健康的な美しさと理想のボディラインを実現できる。このコンセプトが、幅広い年齢層の女性の心をつかんでいった。

店内は、ピンクとグレーが基調の洗練された大人の空間。

完全個室でwithコロナ時代にも安心して通うことができる。

コロナ禍において様々なサービスがセルフ化するなか、BODY ARCHIは先んじてセルフ化を取り入れていた。細部にこだわった個室空間は、ストレスフリーに“自分のペースで、自分と向き合う”ことができる。

仕事もプライベートも両立できる自分磨き

BODY ARCHIのビジネスモデルの根幹となっているのが、「月額1万円の定額制セルフエステ」という点。従来は当たり前のようにエステティシャンが施術をしていたが、セルフエステの名の通り、エステマシンを自分で操作し施術することができる。自分でやることのメリットは大きく4つあり、それがBODY ARCHIの特徴にもなっている。

① 続けられる価格設定
通常のエステは、高額であったり予約を取りづらいことから、継続が難しい場合もあるが、セルフエステは技術者であるエステティシャンがいない分、価格を抑えることができる。料金は月額の定額制で、今すぐ結果を出したい部位の数や、通いたい時間帯によって4つのコースが用意されている。16時までのデイタイムもしくはオールデイで、それぞれ1回につき1部位か2部位かを選ぶシンプルなコース設定であり、この設定は毎月変更が可能。

プロ仕様のエステマシンが使い放題
BODY ARCHIでは一回2〜3万円かかる最先端のマシンが、ニーズに合わせて何度でも使用できる。美意識の高い女性にとっては、この上ない贅沢な美容体験となる。

自分のペースでできる
従来のエステではコースが決められていたりと、ピンポイントで痩せたい部位や回数を選ぶことが難しかったが、ボディメイクのプランを自分で設計することで、ストレスフリーな理想のエステライフを可能にした。また、スタッフにライフスタイルや目標に応じたプラン設計のアドバイスを求めることもできる。予約・受付・入退店においてもスムーズな流れを実現しているため、仕事もプライベートも充実させながら、自分のペースで通うことができる。

④ エクササイズも兼ねている
自分でマシンをかける動き自体がエクササイズにもなるので、一石二鳥。たとえば、多くの女性が悩む「浮き輪肉」と呼ばれる腹まわりにヘッドをあてる際など。意識的に体を動かすことで、効果が得られる期待は高くなる。

セルフエステ用にカスタマイズされたマシンは、業界唯一の「体質改善」が強み

BODY ARCHIが支持されるのは、セルフエステという点だけではない。ユーザーの体や肌が満足する、使い勝手の良い高性能なエステマシンの存在が不可欠なのだ。近藤氏自身、エステマシンについては「とことんこだわった」と振り返っている。

そのこだわりのマシンが「フォースカッター BODY ARCHI オリジナルモデル」。1台4役の多機能・高技術搭載の最先端エステマシン。「Wラジオ波」、「EMS/吸引」、「ポレーション」、「LED」の機能があり、温熱作用や筋肉へのアプローチ、美容成分の浸透、光のトリートメント効果が備えられている。それぞれが、健康や美容をサポートし、女性特有のさまざまな悩みを解決するものとなっている。

全個室に導入されている「フォースカッター」。美容業界の様々なアワードを受賞する最先端エステマシンが、BODY ARCHIでは用途にあわせて使い放題。

ラジオ波による摩擦熱で、脂肪の深部まで集中的に加温。セルライトなど浅い層にアプローチする「マルチポーラ」(左)と、深い層にアプローチする「モノポーラ」(右)のWラジオ波で、体を芯から温めて体質を改善。

EMS(電気刺激)により、普段使用しない深層筋肉にアプローチし、運動嫌いな人でもスリムな体型をキープ。

肌のコンディションを整えながら、ポレーションのLEDでトリートメント効果をプラス。潤いや張りのある、明るい印象の肌に。

多機能・高性能になれば使いこなすのが難しくなるのがプロ仕様のエステマシンだが、BODY ARCHIのフォースカッターはメーカーと共同開発し、セルフエステ用にカスタマイズされているため使い勝手は抜群。

実際にエステティック業界ベストアイテム「痩身部門」2019年・2020年(※3)で2年連続大賞を受賞し、サロンオーナーアンケート調査(※4)でも顧客満足度、人気、注目度ナンバーワンと、人気を裏付ける評価を獲得している。

※3:エステティックサロン経営者層を中心にネット調査・電話調査にてエステティックサロンから売上の貢献度が高いと推薦された商品がノミネートされる賞
※4:ゼネラルリサーチが全国の20~60代の男女サロンオーナー1,057名にネット調査(痩身機器10商品を対象に調査)

「〇〇するだけ」のシンプルでスムーズな利用設計

BODY ARCHIは、予約システムや利用手順、そして空間演出において、withコロナ時代でも安心して通うことができる設計になっている。利用の流れは次の通り。

予約は会員専用のアプリが提供されており、事前予約と当日予約の2種類がある。事前予約は最大2枠、当日の10分前まで予約が可能。予約枠は15分刻みになっているため、たとえ全室埋まっていても15分後には空きが出ることもある。すきま時間をうまく利用できるため、忙しい人にはうれしい要素だ。因みに、近日内に「キャンセル待ち」機能もリリースされるそう。

受付は、タブレットにスマホをかざすだけでチェックイン完了。指定された番号の個室に入室すればOK。

入室したあとは、完全個室の自分だけの時間。タブレットでインストラクター動画を選ぶと、顔・お腹・二の腕・お尻・脚の基本部位へのマシンの使い方がわかるので、それに従って施術するだけ。

チェックアウト時は、個室内のタブレットのボタンをタップするだけで完了。困ったことがあればスタッフを呼び出すこともできるが、基本的に自分一人で完結できるため、三密を避けた利用が可能。

また、セルフエステ以外にも、理想のボディを手に入れるダイエットプログラムが用意されている。それが「遺伝子解析サービス」。DNAを調べることで自分本来の体質がわかり、それにあった食事や運動をライフスタイルに取り入れることで、効率的にボディラインを追求できる。本来は3万円以上かかるサービスだが、会員には無料で提供されている。

遺伝子解析で自分の体質を正しく理解できれば、生活習慣の改善も可能に。健康的にボディメイクすることで、プライベートやビジネスでも最大パフォーマンスを発揮できるようになる。

自分磨きのニューノーマル、BODY ARCHI

これまで、都内の駅近をベースに出店を続けてきたBODY ARCHI。現在まで札幌や仙台、名古屋、大阪、福岡などの地方都市にも店舗を広げている。また、柏高島屋ステーションモール店、イオンモール幕張新都心店など、ベッドタウンのショッピングセンターにも出店し、買い物とエステの組み合わせで、エステはライフスタイルに溶け込めるサービスであることも実証している。さらには、SPAを併設した店舗として、浜松・広島・呉に日帰り入浴や岩盤浴も利用可能な、リラクゼーションを意識した店舗ができている。

これらの広がりは、自立した女性が自ら美と健康を上手に設計していくというコンセプトが、今の時代にマッチしたことの証と言えるだろう。自分磨きのニューノーマルとなったBODY ARCHIの、次なる展開に期待したい。


 

株式会社ボディアーキ・ジャパン

​〒150-0031
東京都渋谷区桜丘町20-4
ネクシィーズスクエアビル
Tel:03-6892-1093

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vol.56

DXに本気 カギは共創と人材育成

日本アイ・ビー・エムデジタルサービス株式会社

代表取締役社長

井上裕美

DXは日本の喫緊の課題だ。政府はデジタル庁を発足させデジタル化を推進、民間企業もIT投資の名のもとに業務のシステム化やウェブサービスへの移行に努めてきたが、依然として世界に遅れを取っている。IJDS初代社長・井上裕美氏に、日本が本質的なDXに取り組み、加速させるために何が必要か聞く。
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