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経営者にとって、ラグジュアリーSUVキャデラック「エスカレード」が“買い”な理由とは?

キャデラック「エスカレード」SPORT EDITION

文/大野重和(lefthands) 撮影/三浦孝明 | 2019.09.30

キャデラック エスカレード エクステリア
「クルマと時計を見れば、その人がどんな人物なのかが分かる」とは、よく言われること。自身が会社の看板でもある経営者なら、これを上手に生かさない手はない。今回お薦めするのは、キャデラック「エスカレード」。周りがドイツ車、イタリア車ばかりの中で一目置かれるのは、何もその米国籍と巨大さだけが理由ではないが、大きなクルマは持ち主の器の大きさ(心と財力の両方)の証。VIPラウンジのごとき上質なしつらえの大空間は、同乗者に対しての最高のおもてなしとなるだろう。「移動する道具」を超えた、コミュニケーションツール、あるいはネットワーク構築ツールにもなるクルマ選びを、この類稀なるSUVとともに考えてみたい。

キャデラック「エスカレード」SPORT EDITION  

デビューから20年以上にわたって進化を重ね、多くのセレブリティを魅了し続けるフルサイズのラグジュアリーSUVキャデラック「エスカレード」。その全身をブラックアウトさせた特別仕様車SPORT EDITIONが登場。より精悍かつ洗練さに磨きをかけたデザインは、驚くほど広大なくつろぎ空間としてのキャビンを包み、乗る者の個性を際立たせ、人々の目を引き付けて離さない。

廣瀬社長のポートレート

株式会社ビロー
代表取締役 
廣瀬周栄
1993年株式会社ビロー設立、「びっくりドンキー」「とりかわ権兵衛」を中心に、関西地域に飲食店を多店舗運営。「人と人を繋げるビジネス」を目標に掲げ、信頼を重視して事業を展開している。経営者交流会「パッションリーダーズ」OSAKA Branchでサポートメンバーを務める。キャデラック「エスカレード」は、仕事にプライベートに、5年前から乗りこなしている。

Q:「エスカレード」を選んだ理由は?

SUVを探していて、新型エスカレードが発表された時に迫力あるグリルと高級感のあるデザインに一目惚れして、これだっ!と即決しました。もう5年くらい乗り続けています。

Q:「エスカレード」のお薦めポイントは?

一番の魅力はデザインです。外観は迫力あるグリルと、角ばったデザインが個性的です。内装も高級感があり、趣味のサーフィンやゴルフなど多用途に使える広々とした空間も気に入っています。パワフルでありながら軽快さもあるので、すごく乗りやすく、バランスもいいですね。

 

Q:「エスカレード」をどのように使っていますか?

仕事や、趣味のサーフィンやゴルフなど多用途に使っています。サーフィンやマリンジェットに行く道中が、一番好きな時間です。


 

アメリカ車ならではの「エスカレード」の性能と個性

キャデラック エスカレード 走行風景

いまや最も人気のスタイルのひとつとなっているSUV。その理由は、例えば人も荷物も載るゆとりの積載性、仕事にもレジャーにも使える汎用性、高いドライビングポジションによる視界の良さと運転のしやすさ、天井が高くて広く快適なキャビン、女性や子供も守ってくれる頑丈さ、新しさを感じさせるデザインと威張りの効くサイズ感など、数え上げればきりがない。

そもそもの話だが、SUVのジャンルは1980年代のアメリカで生まれた。次第に世界中でブームが巻き起こるに連れ、そこにオフロード向けのクロスカントリーやステーションワゴン、さらにはハッチバックに至るまでさまざまな車種がアレンジを加え、SUV化して市場に大挙して参入。それぞれの出自を個性として持つ「クロスオーバーSUV」が巷にあふれた。

そんな中、新たに「ラグジュアリーSUV」のジャンルを開拓した先駆者が、ほかでもない、今年デビューから20周年を迎えたキャデラック「エスカレード」であった。そのディメンションは今回紹介する最新モデルで全長5,195×全幅2,065×全高1,910mmというまさにアメリカ大陸サイズで、喩えるならば「背丈のあるリムジン」といった具合。歴代の米大統領を乗せてきたブランドゆえの威風堂々たる風格と、内外装ともに“ハレ”を感じさせるゴージャスかつアップトゥデイトなしつらえ、さらにオフロードでもオンロードと変わらないようなゆったりとして上質な乗り心地が、コンベンショナルなセダンに背を向けていたセレブリティたちを、そして新しい感覚を備えた成功者たちを虜にしてきた。

キャデラック エスカレード エクステリア フロントグリル キャデラック エスカレード エクステリア ホイール

他社のSUVが、先述したようにラギッドな軍用車両や、仕事の道具として生まれたピックアップトラックなどをベースとする中で、セレブリティたちをもてなすためのラグジュアリーカーを出自としているところにこそ、キャデラック「エスカレード」の独自性があった。ゆえにどんな悪路をも、否、道なき道をも疾駆するタフさを持ち合わせながら、3つ星レストランに横付けしようが、5つ星ホテルのバレーパーキングに預けようがしっくりとマッチするのは、至極当然なことと言えるだろう。

迫力満点のエクステリア、快適さに満ちたインテリア

悪目立ちとは、まるで違う。会う前の印象としては、居住まいの正しい紳士でいて、ふと人目を引くような上品な華やかさを備え、実際に会ってみれば実は想像以上に恵まれた体格の持ち主でもあることにも驚かされる――そんな出会いを経験したことはないだろうか。そう、喩えてみれば、「紳士」の評判の高いプロゴルファーやプロ野球選手を目の前にしたときのような、嬉しい驚き。キャデラック「エスカレード」は、筆者にそんな体験を思い起こさせた。

キャデラック エスカレード 走行シーン

キャデラック エスカレード エクステリア リヤビュー

まず目を引いたのは、建築のファサードとでも呼びたくなるような、屹立したマッシブなフロントフェイス。SPORT EDITION専用パーツとしてブラックアウトされたグリルを中央に据え、その両脇をキャデラックの象徴とも言える縦に5つのクリスタルを積み上げたヘッドランプで飾った「顔」は、アールデコ建築のごとき壮麗さだ。

目を見張るフルサイズボディは、直線を基調とした力強い造形とも相まって、モノリシックな印象が際立つ。大迫力の22インチ ミッドナイトシルバーホイールが、グラマラスなコントラストのもとにセーブルブラックのボディを引き立てる。ほかにもブラックアウト仕様専用パーツとして纏うのは、グリルアッパー、グリルメッシュ、バンパーローワー、ピラーガーニッシュ、サイドモールディング、リフトゲートアクセントなど。あらゆる部分をブラックで統一ながらも、それを“ワル”ではなく“シック”、そして“スポーティ”にまとめるセンスこそが、このクルマの真骨頂と言えるだろう。

キーレスアクセスで大きなドアを開け、ドライバーズシートに体を滑り込ませると(パワーリトラクタブルアシストステップのお陰で、車高はあっても乗車は至ってスムーズ)、そこに広がるのは圧倒的なラグジュアリー空間だ。体に触れる部分は、ハンドメイドのトリノレザー製ステアリングからジェットブラックセミアニリンレザー製のシートに至るまで、すべてが上質なレザーでしつらえられていて、思わず知らず、そのなめらかな感触に安らぎを覚える。

キャデラック エスカレード インテリア 運転席

キャデラック エスカレード インテリア リヤシート キャデラック エスカレード インテリア リヤシートのモニター

振り返り、車内を見渡すと、外から見た印象以上に広大なキャビンを目の当たりにし、改めてこのクルマの並外れた車格を体感する。サンルーフを開けると、開放感はさらに強調される。クルマというより、VIPラウンジのようだ。

そうした空間の上質さだけでなく、キャデラック「エスカレード」はVIPにふさわしい最上級のおもてなしとしての最新の装備を誇る。2列目、3列目に搭載されるのは、リアシートエンターテイメント(RSE)システム。フロントヘッドレストに9インチのデュアルスクリーンを備え、トリプレイ機能を使えば、それぞれのオーバーヘッドスクリーンに異なるコンテンツを再生することが可能だ。音響に関して言えば、注目すべきは16スピーカーのBose Centerpointサラウンドサウンドシステム。アコースティックフロントガラス、三重密閉インセットドアがもたらす静寂さが、驚くべき臨場感のもとに再現される迫力のサウンドを際立たせる。リラックスしたい時には、フロントシートに搭載された18通りの調節ができるマッサージ機能をお試しあれ。このクルマに甘やかされたら最後、ドライバーも同乗者も、ほかのクルマに乗れなくなるのが悩みかもしれない。

「エスカレード」がセレブに愛される訳

見目麗しく、走らせて速く(ここまで特に触れてこなかったが、怒涛の最高出力420馬力を繰り出す6.2lV8エンジンを搭載!)、最先端のセーフティテクノロジーを搭載し、言うまでもなく人も(7人乗り)荷物も(最大2,666lの積載量)存分に乗せられる、至れり尽くせりのキャデラック「エスカレード」を、すべてにおいて一流を求めるセレブリティたちが放っておくはずがない。

キャデラック エスカレード リゾートでの走行シーン

キャデラック エスカレード 海辺のシーン

セレブリティといえば、スポーツカーを乗り回すイメージをお持ちかもしれないが、それはいわば写真に撮られることを前提としたファッションの延長線上にあるようなもの。プライベートで大切な家族や仲間を乗せるためのクルマは、何を隠そう、キャデラック「エスカレード」であった。ディヴィッド・ベッカムのようなトップアスリートから、ジャスティン・ビーバー、エミネムといったスターまで、ステアリングを握る者だけでなく、同乗者にも喜びを与えるこのクルマに魅了された者たちの名は、実に枚挙に暇がない。そしてそうした彼らの姿に感化され、名声はますます広まっていったのだ。

「エスカレード」のあるライフスタイルの提案

撮影のため、湘南方面まで走らせたキャデラック「エスカレード」。乗る前にこそ、まさにアメリカンサイズの迫力ボディに気を揉んだものの、動き出すや否や、その意外なほどに軽やかにしてスムーズな挙動に杞憂はすぐに晴れた。交通量の多い丸の内から銀座へ抜ける道すがらも、ストレスは皆無。踏めば踏んだだけ、天井知らずのトルクで応えてくれる好レスポンスと素直なハンドリングのおかげで、高速道路のクルージングも快適そのもの。江ノ島を横目に流した海辺の道では、朝の散歩に繰り出す人々の視線が快かった。

キャデラック エスカレード 海辺のシーン

キャデラック エスカレード フロントグリル

誤謬を恐れずにいえば、スポーツカーは1人で走りを堪能するためのもので、同乗者の存在はむしろ邪魔にすら思える時もある。だが、キャデラック「エスカレード」での湘南デイトリップを楽しんだ後に感じたのは、このクルマは対極的な存在であるということ。走りのポテンシャルとしては、いざとなればスポーツカーも真っ青の韋駄天ぶりを発揮できるにもかかわらず、そもそも飛ばそうと急く気持ちが普段と違って起きてこない。無理にスピードを出さなくとも、十分気持ちが良いからだ。

このクルマに乗っていると、主役が自分だけでなくなってくる。運転する自分も気持ちが良いが、同乗者も負けず劣らず気持ちが良い。例えばゴルフに、サーフィンにと出かける週末に、得意先を、先輩を、仲間を迎えに行くとしよう。よくあるミニバンでも、ウィークデイに仕事で乗っているのと同じ黒塗りのセダンでもない、このインパクト溢れるクルマが視界に現れただけで、彼らの胸は高鳴るだろう。パッセンジャーシートに座った彼らは、今度は見慣れたドイツ車とはまるで異なる世界観のうえに築かれた真のラグジュアリー空間に感銘を受けることだろう。クルマの話をきっかけに会話も弾み、いつもとは違うリラックスした気分で打ち解けるだろう。「ゴルフの日の早朝に人を迎えに行く」のは、いつも面倒なことではあるが、喜んでくれる笑顔が違えば、それはこちらの喜びにもつながるというもの。その存在が、おもてなしになるクルマ――キャデラック「エスカレード」が、重要な人物とのリレーション構築に、ひいてはネットワーク構築にも役立つ最強のコミュニケーションツールになるというのが、今回“買い”な理由としてお薦めする最大のポイントである。

キャデラック エスカレード エクステリア 都会でのシーン

CADILLAC ESCALADE “SPORT EDITION”
ハンドル:左
ディメンション:全長5,195×全幅2,065×全高1,910mmホイールベース:2,950mm
エンジン種類/型式:V型8気筒OHV
総排気量:6,153cc
最高出力(SAE):313kW(426PS) / 5,600rpm
最大トルク(SAE):623N・m(63.5kg・m) / 4,100rpmトランスミッション:8速AT
駆動方式:セレクタブル4WD
タイヤサイズ:前285 / 45R22 後285 / 45R22
使用燃料(ガソリン):無鉛プレミアム推奨
乗車定員:7名
メーカー希望小売価格:13,050,000円(税抜)
問い合わせ:GMジャパン・カスタマーセンター  0120-711-276

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vol.56

DXに本気 カギは共創と人材育成

日本アイ・ビー・エムデジタルサービス株式会社

代表取締役社長

井上裕美

DXは日本の喫緊の課題だ。政府はデジタル庁を発足させデジタル化を推進、民間企業もIT投資の名のもとに業務のシステム化やウェブサービスへの移行に努めてきたが、依然として世界に遅れを取っている。IJDS初代社長・井上裕美氏に、日本が本質的なDXに取り組み、加速させるために何が必要か聞く。
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