サービス力

害虫駆除を「楽しい仕事」「楽しい人材」「楽しい会社」の3Tに! 少数精鋭の連合艦隊で目指すは世界進出

株式会社ターマイト・クリーン

代表取締役

中澤 武

写真/田村和成 文/西倫世 | 2021.11.10

Q1起業家・経営者になったきっかけを教えて下さい。

10代の頃から自分で事業を起こしたいと考えていました。19歳で個人オーナーの会社に入社したことで、トップを取りたいという思いがさらに強くなり、懸命に働いた結果、事業を継承し、経営者になりました。

Q2貴社の強み、特徴を教えて下さい。

多様に、柔軟に対応できる駆除技術と知識です。駆除後の再発率ゼロを維持し、自治体や世界遺産の害虫駆除にも従事。一般ではなかなか携われない仕事、時代や技術がどんなに進化してもAIなどでは決して勤まらない仕事であることが害虫駆除、そして当社の強みです。

既存の建造物も耐震化できる、耐震等級3取得の特許工法「鎧ガード工法」を知り、取引先の工務店に提案。建物を守るため様々なアプローチ方法を探っている。

Q3今後の展望、目標を教えて下さい。

害虫駆除という仕事の知名度アップ、事業の拡大、次世代の育成はもちろん、いつか1人で世界の害虫を退治するための旅に出てみたい。日本にはいない害虫との出会いもあるだろうし、グローバルなネットワークを築き、最終的には世界中の害虫を駆除したいですね。

Q4日常生活で大切にしていることを教えて下さい。

私が今、経営者として活躍できているのは妻のおかげです。バカ正直で、つい突っ走ってしまいがちな私を巧みにコントロールしてくれています。その妻への感謝を常に忘れず、4人の子どもたちとのコミュニケーションも楽しみ、家族同然の社員の皆さんとの時間も大切にしています。

Q5最近の趣味やこだわりを教えて下さい。

コロナで外出規制中、自宅の屋根裏で我が子に授業をしていました。学校の勉強だけでなく、僕の仕事内容や経済の成り立ちまで、幅広い内容を小さな子どもでもわかるよう気をつけて話し、子どもからの質問に答えることによって、自分自身の勉強にもなりました。

株式会社ターマイト・クリーン 代表取締役 中澤 武(なかざわ たけし)

1980年和歌山県生まれ。地元の串本高校に在学中、シロアリ駆除会社でアルバイトをしたのをきっかけに、害虫駆除業に就くと決意。老舗だったターマイト・クリーンに入社し、駆除スキルや接客対応力を評価され事業を継承。2018年に法人化し、2019年には香川県丸亀市の株式会社讃岐白蟻工業の代表取締役に就任した。

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vol.56

DXに本気 カギは共創と人材育成

日本アイ・ビー・エムデジタルサービス株式会社

代表取締役社長

井上裕美

DXは日本の喫緊の課題だ。政府はデジタル庁を発足させデジタル化を推進、民間企業もIT投資の名のもとに業務のシステム化やウェブサービスへの移行に努めてきたが、依然として世界に遅れを取っている。IJDS初代社長・井上裕美氏に、日本が本質的なDXに取り組み、加速させるために何が必要か聞く。
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