技術力

独自の器材メンテナンスでダイバーの命を守る頼れる「バディ」

合同会社I BUDDY

代表

園田 万伍当

写真/田村和成 文/中野祐子 | 2019.03.11

Q1起業家・経営者になったきっかけを教えて下さい。

メカニック、地下鉄職員として働く中、何かやってみたいという思いがわき上がってきました。その時、資格や知識を生かせることがダイビングだったので思いきって起業。さらに、培った経験や技術も発揮できる器材メンテナンス専門に事業を移行し、法人化も果たしました。

Q2貴社の強み、特徴を教えて下さい。

メカニックとしての専門性があり、精巧な作業を実現できることです。業界では今までになかったメンテナンスの数値化、1点の部品価格に至るまでオープン化を図り、よりわかりやすく、安心・信頼して依頼いただけることも強み。当社でメンテナンス後、他社に依頼されても独自のカルテによって作業内容が一目瞭然で、同業者にも認められるハイレベルな作業を行っている自信があります。

Q3今後の展望、目標を教えて下さい。

作業精度をさらに上げていくと共に、一般ダイバーにもプロダイバーにも器材メンテナンスの重要性をさらに伝えていくことが目標。事故防止にもつながる器材講習会、ユーザー一人ひとりに合わせたアドバイス、器材カスタマイズなども行っていきます。また、メンテナンスの技術の継承や人材育成にも携わっていきたいと考えています。

Q4経営理念について教えて下さい。

常にお客様の立場に立ったメンテナンス、アドバイスを行い、一緒に海に潜らずとも命を守る隠れたバディであることを理念に掲げています。また、法人化したことで会社・スタッフへの責任も一段と増し、経営者として仕事、理念を貫くことがお客様の喜びにつながると考え、行動しています。

Q5最近の趣味やこだわりを教えて下さい。

最近は現地に行って潜ることが少なくなっているのですが、年に50回程度は現地視察を兼ねて国内外のダイビングスポットに足を運んでいます。お客様の中にはダイビングスポットを紹介して欲しい、ガイド、レッスンをして欲しいという依頼もあるので対応します。より満足いただける提案、指導を行うのがこだわりです。

合同会社I BUDDY 代表 園田 万伍当(そのだまこと)

1970年大阪府生まれ。マツダ株式会社でメカニックとして活躍後、地方公務員に転職し、大阪市交通局(現:Osaka Metoro)に勤務。趣味で始めたスキューバダイビングのインストラクター資格取得を機に退職して2001年ダイビングショップを開業。2006年から器材メンテナンスに特化し、2018年に法人化。国内外のダイバーから支持されている。

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vol.56

DXに本気 カギは共創と人材育成

日本アイ・ビー・エムデジタルサービス株式会社

代表取締役社長

井上裕美

DXは日本の喫緊の課題だ。政府はデジタル庁を発足させデジタル化を推進、民間企業もIT投資の名のもとに業務のシステム化やウェブサービスへの移行に努めてきたが、依然として世界に遅れを取っている。IJDS初代社長・井上裕美氏に、日本が本質的なDXに取り組み、加速させるために何が必要か聞く。
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