商品力

弱点を克服したコーティング剤 施工も行う、こだわりある本格メーカー

有限会社フィアックアマル

代表取締役

吉野宏平

写真/芹澤裕介 文/竹田 あきら(ユータック) | 2021.07.12

Q1起業家・経営者になったきっかけを教えて下さい。

クルマに携わる、中でも車をきれいにする仕事が好きで、独学でコーティング技術を身に付け、独立しました。しかし、コーティング業界は、間違った知識をお客様に与えてしまっており、もっと真摯な姿勢でコーティングのメリット・デメリットを伝えたい、と思いました。そして、ガラスコーティングの弱点であるシミや汚れの付着問題を解決できる製品の開発を始めました。

Q2貴社の強み、特徴を教えて下さい。

経験に裏打ちされたコーティング技術とオリジナルのガラスコーティング剤です。コーティング剤の開発・製造から施工、メンテナンスまで手掛け、メーカーとしては、これまでにない発想でコーティング技術を活かした、抗菌剤の開発・販売もしています。知人に在野の化学者がおり、彼から多くのアドバイスを受けているため、ケミカル製品に関する知見も豊富にあります。

Q3今後の展望、目標を教えて下さい。

G.O.Kブランドを広めていきます。今よりも多くのスーパーカーや高級車の施工を受注して、G.O.Kブランドがクルマ好きに憧れられるブランドにしていきたいです。そのために、ブランディングやマーケティングを担当してもらう役割で、株式会社Free styleの近藤研太郎代表に取締役としてジョインしてもらいました。知人でもあり頼れるパートナーです。

Q4ご自身の強みを教えて下さい。

何にでものめり込む性格ですかね。私よりも優れたコーティングの技術をもつ職人は全国にたくさんいると思いますが、コーティングのメカニズムやコーティング剤の科学的な知識まで知っている人は少ないのではないでしょうか。のめり込む性格だからこそ、独学でコーティング技術を覚え、コーティング剤を開発できたのだと思っています。

Q5日常生活で大切にしていることを教えて下さい。

健康に気を使っています。安倍元首相と同じ難病「潰瘍性大腸炎」を患っており、完治が難しい病気だけに、自分であれこれと知識を付けて、健康状態を保てるように努力しています。とことん調べ尽くすタイプなので、どんどん知識が付いています。時間に余裕ができたら、同じ病気を患っている人たちの役に立つ製品を開発するかもしれませんね。

有限会社フィアックアマル 代表取締役 吉野宏平(よしの こうへい)

自動車に携わる仕事をしたく、中古車の買い取り販売を手掛ける大手チェーン店に入社。営業を経験後、独立して東京都足立区でコーティング事業をスタート。取引先であったコーティング剤メーカーに入社し、直営店立ち上げに参加。千葉に拠点を移す。3年後、自身が思い描くコーティング事業を展開するべく再度独立を果たし、2019年にG.O.K製品の開発に着手し、メーカーとなる。

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vol.56

DXに本気 カギは共創と人材育成

日本アイ・ビー・エムデジタルサービス株式会社

代表取締役社長

井上裕美

DXは日本の喫緊の課題だ。政府はデジタル庁を発足させデジタル化を推進、民間企業もIT投資の名のもとに業務のシステム化やウェブサービスへの移行に努めてきたが、依然として世界に遅れを取っている。IJDS初代社長・井上裕美氏に、日本が本質的なDXに取り組み、加速させるために何が必要か聞く。
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