人材力

「なやみよまるく」 徹底的に寄り添い笑顔に導くトップロイヤー

弁護士法人山下江法律事務所

会長・弁護士

山下 江

写真/芹澤裕介、田村和成、カキモトジュンコ(パーシモン) 文/中野祐子 | 2023.02.10

Q1起業家・経営者になったきっかけを教えて下さい。

建築家を目指して東京大学に入学しましたが、時はベトナム戦争真っ盛り。日本でも社会問題が多発していたことから、平和と正義のために学生運動に没頭しました。しかし、時代や人の考えが大きく変わったことから、違った形で世のため人のために活動すべく、弁護士を志しました。

Q2貴社の強み、特徴を教えて下さい。

専門チーム制を導入することにより、各分野の専門性を高め、依頼者に最高の結果をもたらすように日々奮闘しています。また、解決事例を共有・活用するクラウド導入では全国の法律事務所でもトップクラスと思います。依頼者一人ひとりに真摯に向き合い、適切かつ迅速に解決します。法的解決が難しい案件でも全員が叡智をしぼり、取り組むことも特徴です。

Q3今後の展望、目標を教えて下さい。

東京虎ノ門オフィスの開設を機に、士業の競争が激しい首都圏でも当事務所の名前が知れ渡ることをめざします。広島本部はもちろん、福山、呉、東広島、岩国と、各支部での活動を強化。より多くの方のお悩みを解決していきます。まずは、昨今、相談・依頼が増加している相続・遺言分野において解決数日本一となることを目指しています。

Q4経営理念について教えて下さい。

「笑顔・闘志・信頼」が理念です。ロゴマークは、山の文字が笑顔と人のつながり=信頼に見えるようデザイン。色は燃える闘志の赤です。依頼者の笑顔のために、また社会のために、闘志を持って取り組み、信頼をいただくこと、所員が信頼関係を築き、笑顔で活動していくことも理念に込めています。

Q5ご自身の強みを教えて下さい。

「すべてを疑え」「謙虚かつ大胆たれ」が座右の銘です。常識や法律に対しても、疑いを持ち考えることによって真実を見いだすことができます。どんな困難にも立ち向かう挑戦力は誰にも負けません。また、60歳を超えて東京に進出するなど、起業家に必要な開拓者精神も備わっていると思います。

弁護士法人山下江法律事務所 会長・弁護士 山下 江(やました こう)

1952年広島県江田島市生まれ。修道中学・高校から東京大学工学部に進学。1990年司法試験に合格。1993年東京弁護士会登録。東京の弁護経験を積んだ後、1995年広島弁護士会に登録替え、広島市内に山下江法律事務所を設立。その後東京虎ノ門オフィスなど5支部を展開。NPO法人広島経済活性化推進倶楽部理事長をはじめ、各種団体の要職に就任。広島を始め全国の経済活性化にも尽力している。

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vol.56

DXに本気 カギは共創と人材育成

日本アイ・ビー・エムデジタルサービス株式会社

代表取締役社長

井上裕美

DXは日本の喫緊の課題だ。政府はデジタル庁を発足させデジタル化を推進、民間企業もIT投資の名のもとに業務のシステム化やウェブサービスへの移行に努めてきたが、依然として世界に遅れを取っている。IJDS初代社長・井上裕美氏に、日本が本質的なDXに取り組み、加速させるために何が必要か聞く。
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