スピリット力

IT初心者から経営者へ 前代未聞のIT会社のアナログ社長

システムコミュニケーションズ株式会社

代表取締役

佐橋正行

写真/山仲竜也 文/梅中伸介 | 2013.04.10

Q1起業家・経営者になったきっかけは?

社長ってかっこいいなと漠然と考えていましたが、役員のためではなく、社員のための会社を実現したいと思い、独立しました。皆の夢を叶えられる会社にしていきたい。あと、若い頃は悪さばかりしていたので親への恩返しの気持ちも込めています。

Q2御社の強み、特徴を教えて下さい。

ITの会社ですが、社内ベンチャー支援制度を立ち上げ、新たな新規事業の創出を支援しています。新規事業案は会社で支援します。この制度から生まれたのが、2011年3月に港区六本木にオープンした飲食店「Garden M's」です。

Q3今後の展望、目標などを教えて下さい。

2006年の会社設立時に、希望と野望を定めていました。設立から5年以内に新規事業を立ち上げるというのが、希望。そして設立から10年以内に株式上場を目指すことができる会社に成長するというのが、私たちの野望です。希望と野望は会社のロゴマークにも込められています。

Q4経営理念について教えて下さい。

小さな「希望」も、ささやかな夢も、コロンブスが大きな「野望」を描き、大海原に船を漕ぎ出した時のように、勇気と情熱、そして力強い仲間がいれば、必ず実現できるものだと、考えています。

Q5ご自身の夢を教えて下さい?

社内ベンチャー支援制度を立ち上げ、当社メンバーからの発案・起案を求めると同時に、僕自身も不動産コンサルティング業や、温泉宿やビジネスホテル等のホテル業に関わっていきたいと考えています。また、50代になったら船で世界一周旅行に行きたいです。

システムコミュニケーションズ株式会社 代表取締役 佐橋正行(さはし まさゆき)

神奈川県出身。システムコミュニケーションズ株式会社を創業する以前は、職人、クラブの料理人、ホスト、車の営業、不動産の営業など様々な職業を経験。現在は、ダイナーパートナーズ株式会社の社長も兼任。

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vol.56

DXに本気 カギは共創と人材育成

日本アイ・ビー・エムデジタルサービス株式会社

代表取締役社長

井上裕美

DXは日本の喫緊の課題だ。政府はデジタル庁を発足させデジタル化を推進、民間企業もIT投資の名のもとに業務のシステム化やウェブサービスへの移行に努めてきたが、依然として世界に遅れを取っている。IJDS初代社長・井上裕美氏に、日本が本質的なDXに取り組み、加速させるために何が必要か聞く。
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