ファッション

「ダブルモンクシューズ」で 秋の足元をリッチに演出

写真/三瓶康友 スタイリング/佐藤雄一 文/瀧川修平 | 2015.10.10

お洒落なビジネススタイルを完成させるには、足元は端正なドレス顏のダブルモンクシューズが吉。各社の看板といえる名品が目白押しです。

【CROCKETT&JONES クロケット&ジョーンズ】シャープなシェイプが流麗にして色っぽい

1879年に英国靴の聖地ノーザンプトンで誕生したクロケット&ジョーンズは、世界で最も多くの木型を持つ老舗。そのダブルモンクといえば「ロウンズ」が有名。ロングノーズの348ラストをキャップトゥとバックルで引き締めたアニリンレザー製ゆえ、長く愛用できること必至。より履きやすいラバーソールのモデルもあります。

CROCKETT&JONES クロケット&ジョーンズ 8万5000円(税抜き)/(トレーディングポスト青山本店 TEL:03-5474-8725)

【Santoni サントーニ】深みのある飴色の茶でどんなスーツも格上げ

皮革工場が集まるイタリアはマルケ州で創業したサントーニは、一貫生産の靴を輩出するハンドメイドブランド。同社で人気のダブルモンクは、後染めを施した定番のオールドイングランドカーフと、カーター木型のソールをブレーク製法で縫い合わせたこだわりがウリ。オレンジ色のライニングも脱ぎ履きのたびに目を引きます。

Santoni サントーニ 10万円(税抜き)/(オークニジャパン TEL:0800-170-0092)

【MIYAGI KOGYO ミヤギコウギョウ】金バックルが光り輝く国産最高峰の名靴

50年以上の歴史で培ったノウハウを活かした山形のファクトリーブランドのスウェード製ダブルモンク。米国靴が最もエレガントだった1930年代の意匠を踏襲し、ビスポークに見られるインサイドストレート、アウトサイドカーブのシェイプを再現。くるぶしが当たらないよう外側の履き口をより深くえぐった左右非対称な作りも白眉です。

MIYAGI KOGYO ミヤギコウギョウ 5万2000円(税抜き)/(ワールド フットウェア ギャラリー 神宮前本店 TEL:03-3423-2021)

【CARMINA カルミナ】ジャケパンに履くならスウェードこそ名選択

茶のスウェードモンクは、大人カジュアルにもマッチする高い汎用性が見所。作ったのはスペイン・マヨルカ島で150年の歴史を誇る工房を母体とし、1997年にブランドとなったカルミナ。トレーディングポストの定番ラストは、土踏まずがあって履き心地も満点です。スムースレザーをはじめ、クロコやリザードモデルも存在します。

CARMINA カルミナ 6万9000円(税抜き)/(トレーディングポスト青山本店 TEL:03-5474-8725)

【JOSEPH CHEANEY ジョセフ チーニー】ラバーソールならオフも兼用可能です

同じダブルモンクでも、コバの張ったボリューミーなダイナイトソールなら表情一変。ミリタリーな雰囲気すら漂う、ブーツライクなデザインに仕上がります。ラウンドノーズの1886ラストは土踏まずを絞った日本人仕様で、ライニングからソールまで印象を黒で統一。アンティークゴールドのバックルも無骨な印象に拍車を掛けます。

JOSEPH CHEANEY ジョセフ チーニー 5万9000円(税抜き)/(ブリティッシュメイド 青山本店TEL:03-5466-3445)

SUPER CEO Back Number img/backnumber/Vol_56_1649338847.jpg

vol.56

DXに本気 カギは共創と人材育成

日本アイ・ビー・エムデジタルサービス株式会社

代表取締役社長

井上裕美

DXは日本の喫緊の課題だ。政府はデジタル庁を発足させデジタル化を推進、民間企業もIT投資の名のもとに業務のシステム化やウェブサービスへの移行に努めてきたが、依然として世界に遅れを取っている。IJDS初代社長・井上裕美氏に、日本が本質的なDXに取り組み、加速させるために何が必要か聞く。
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