ファッション
写真/三瓶康友 スタイリング/佐藤雄一 文/瀧川修平 | 2015.10.10
モノトーンの千鳥格子にオーバーペーンが華を添える、英国的なチェンジポケット付き。前面は起毛感のあるウール、背面にはコットンとキュプラの混紡生地を採用。ジャケットスタイルをもたつくことなく華やがせることができます。鋭角にパターンされた両サイドからのフロントカッティングもエレガントに見映えする理由です。
スーツ14万3000円、シャツ3万円/すべてボリオリ (ボリオリ 東京店 TEL:03-6256-0297)、タイ1万2000円/エリデ キャリーニ (ビームス ジャパン TEL:03-5368-7305)、ベルト、チーフはスタイリスト私物
BOGLIOLI ボリオリ 4万3000円(税抜き)/(ボリオリ 東京店 TEL:03-6256-0297)
織り柄が入ったメランジ調の前身頃は、ウール、リネン、ポリエステル、ナイロンの4種混生地。背面はネイビーゆえ、ジャケットを脱いでもシックに決まります。付属するフェルト素材のブートニエールは、ボタンホールに付けることでとってもお茶目な印象に。何年経っても飽きを感じることなく秋を感じさせられる名品です。
LARDINI ラルディーニ 3万2000円(税抜き)/(ビームス ジャパン TEL:03-5368-7305)
濃紺のアクリル混ウールをベースに、緑と赤のマルチストライプをオン。こちらはカジュアルシーンでも使いやすいよう後ろ身頃やベルトも共地で統一、ストレッチが効いているため着心地も申し分ありません。また、ボタンも同生地で包んだオリジナルを使用。シェイプしたシルエットとこだわりのディテールが購買欲を後押しします。
L.B.M.1911 エルビーエム1911 3万7000円(税抜き)/(トヨダトレーディング プレスルーム TEL:03-5350-5567)
秋っぽさを演出するなら、こっくりと深いボルドージレを差すのも妙手。表身頃はさりげなく織り柄が施されたコットン混ウールによるジャカード仕様、裏身頃はペイズリー小紋柄のこちらなら、見た目の温かみも底上げできます。背面のベルトにはゴムを使用、引き締まったシルエットを求める方にもおあつらえ向きです。
TAGLIATORE タリアトーレ 3万1000円(税抜き)/(トレメッツォ TEL:03-5464-1158)
とりわけ今季的に装いたければラペル付きがオススメ。エレガントな印象はダブル仕立てに分がありますが、シングルの前後ブラウンハリスツィード製ならラギッドかつミリタリーなテイストすら漂います。えぐられたアームホールや狭めなVゾーンもカジュアルシーンで着こなしやすいブースターに。もちろんジャケットとも好相性です。
Nigel Cabourn ナイジェル・ケーボン 4万8000円(税抜き)/(アウターリミッツ TEL:03-5457-5637)
vol.56
DXに本気 カギは共創と人材育成
日本アイ・ビー・エムデジタルサービス株式会社
代表取締役社長
井上裕美