刺激空間から革新が生まれる

社交と福利厚生を兼ね備えたゲストルームこそ、最高の感動空間

株式会社ネクシィーズグループ

代表取締役社長兼グループ代表

近藤 太香巳

写真/宮下 潤 動画/トップチャンネル 文/山祥ショウコ(lefthands) | 2014.06.10

渋谷にあるネクシィーズの本社のほど近く、都内を一望できる高層ビルに、ネクシィーズのゲストルームは存在する。今年4月にリニューアルしたこの場所は、昼は、社員たちの社食や語らいの場所として、夜は、VIP や著名人との社交の場という2つの顔を持つ。近藤社長がゲストルームへ込めた、思いを聞いた。

株式会社ネクシィーズグループ 代表取締役社長兼グループ代表 近藤 太香巳(こんどう たかみ)

1967年11月1日生まれ。19歳のとき、50万円を元手に会社を創業。34歳でナスダック・ジャパン(現ジャスダック)へ株式上場し、37歳で2004年当時最年少創業社長として東証一部に上場。2015年グループ2社目が上場を果たす。エネルギー環境事業、電子メディア事業、経営者交流団体「パッションリーダーズ」のいずれも日本一の規模にまで拡大。新プロジェクトであるセルフエステBODY ARCHI(ボディアーキ)を全国に展開中。常に新しい事業領域にチャレンジを続け、ビジネスパーソンから若者まで情熱あるリーダーとして圧倒的な支持を得ている。世界的経済紙・Forbes(フォーブス)による『Forbes Asia’s 200 Best Under A Billion 2018』に選定。『JAPAN VENTURE AWARD 2006』最高位経済産業大臣賞受賞。『シーバスリーガル ゴールドシグネチャー・アワード2019 Presented by GOETHE』ビジネスイノベーション部門受賞。2020年、業界をリードする環境先進企業として、環境大臣より「エコ・ファースト企業」に認定。

東京の空に浮かぶ極上のエンターテインメント空間

いまから15年前、近藤社長は“ゲストルーム”を作った。今でこそ、ゲストルームを持つCEOも少なくないが、近藤社長が考えるゲストルームはほかのものとは違う。

「僕のゲストルームは、CEOだけのプライベート空間ではなく、社員みんなが使えるオープンな空間なんです」

ネクシィーズの本社ビルのから歩いてすぐ。ビルの20階に位置し、1LDKで100平米を超える広さの空間は、昼は、社員たちがランチを食べたり、語り合ったりできる空間として誰でも使用することができる。はたまた、夜になれば、パッションリーダーズのサロンや、ほかのCEOやVIPらを招いて、もてなす社交の場へとがらりと雰囲気を変える。

【カラオケルーム】セカンドルームに入ると、誰もが目にする印象的なモザイクタイルは、ピザッツァのデザインで特注品。秋葉氏がイタリアに行ってオーダーしたもの。ステンレスの壁のなかにはモニターを埋め込んであり、カラオケもできる。ゴージャスなシャンデリアが夜景とともに、さらに特別な夜を演出する。

「聞いた話ですが、アメリカのヘッドハンティングの会社が相手をくどく時、一番落ちるのは、NYのすばらしい夜景を見せながらだそうなんです。そういった特別な空間は、人間を興奮させるんでしょう。

僕は月に一度、N-1グランプリといって、成績優秀な社員たちを集めて、最高の場所でごはんを食べるんですが、社員のモチベーションを上げるには、演出がとても大事。一流を知ることによって、一流になっていく。一流を見ることで、クリエイティブな感性も磨かれる。ここもそういう場所。経営者にとって何が大事かというと、演出をすること。社員が驚き、感動するような演出をすることなんです」

サプライズが待ち受けているのがトイレ。正面の壁に仕込まれた花のオブジェに、まず一驚。次に横を見ると、なんと花の壁面が永遠に続くかのような鏡の反射マジックに、また一驚を喫するという仕掛け。額縁のガラス面には、秋葉氏による「情熱の花が咲くのが止まらない」のメッセージが書かれている。

このゲストルームのリニューアルを手がけたのは、パッションリーダーズの会員だ。デザインは、アルファクリエイト代表の秋葉達雄氏、施工はエイケーの久土地智志氏。近藤社長からのオーダーは「みんなと語り合える空間」「外の夜景を活かした空間」という2点だけ。「あとは自由にイマジネーションを膨らませ、世界感を提案してくれ」と近藤社長に言われた秋葉氏は、持てる力をすべて注ぎ込み、提案。見事コンペを勝ち取った。

「空間すべて、円で構成しています。シャンデリア、テーブル、照明もすべて円。人と人のご縁をかたちにしようと思いました。昼は空から降り注ぐ光を、夜は夜景を見ることができる天上空間を演出しています。床、壁、中央の円卓など、インテリア以外はすべてオリジナルの造作です。夜の社交と、昼の福利厚生をどう融合させるか、初めてのモデルケースでした。使っている人の居心地の良さと楽しめる空間構成を考えました」と秋葉氏。

【光る椅子】昼と夜、どちらの景色も贅沢に楽しめるように鏡張りの空間に。ブラックのステンレスで仕上げた特注のカウンターは自信作。白い雲をイメージしたソファは、イタリアのデザイナーAlberto Brogliatoのもの。横にある豚のテーブルは、「モーイピッグテーブル」。お金を集める動物として縁起をかついだ。

4月の完成以降、ここを訪れる人の誰もがこの空間に驚き、感動するという。

「パッションリーダーズのサロンとして、数ヶ月以内に大阪でもこういう空間を作ろうと思っています。語り合い、刺激し合って、そしてビジネスがさらに大きく広がっていく。そんな場所になるといいなと思っています」

「どうやったら、みんなのワクワクを生むことができるのか」

を常に考えている近藤社長。たとえ、大きな会社であっても、小さな会社であろうとも、社員が集まれる場所、共に時間を過ごす場所があることで、みんなが楽しい時間を共有し、さらにいい相乗効果を生んでいく。ゲストルームの大小に関係なく、そういう場所を作ることこそ、CEOの役割といえそうだ。

【昼間の風景】昼は開放感あふれるモダンな空間 メインルームを象徴する円卓な造作で。フローリングとともに特注品。アッシュグレイのカラーに、エイジング塗料を施した。2m40cmもある円卓は、家具職人が8人がかりで、徹夜で作ったもの。ソファには出入りがしやすいように段差を設け、背もたれにも座れるような仕様に。パーティ時にも、床、ソファなど、いろいろな過ごし方ができるよう考えられている。ハリウッドスターが描かれたユニークなクッションは「CUTLER」。いろんなキャラクターが集まるこの部屋にぴったりだ。

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vol.56

DXに本気 カギは共創と人材育成

日本アイ・ビー・エムデジタルサービス株式会社

代表取締役社長

井上裕美

DXは日本の喫緊の課題だ。政府はデジタル庁を発足させデジタル化を推進、民間企業もIT投資の名のもとに業務のシステム化やウェブサービスへの移行に努めてきたが、依然として世界に遅れを取っている。IJDS初代社長・井上裕美氏に、日本が本質的なDXに取り組み、加速させるために何が必要か聞く。
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