ファッション

まず手に入れるべきはWGドレスウォッチモデル

写真/伊藤 勇 スタイリング/四方章敬 文/大野重和(lefthands) | 2013.04.10

スーツに引き続き、ここではCEOとして「まず手に入れるべき」、時計選びの基本のキを伝授。周りから一目置かれるのはデカくてゴツいスポーツウォッチならず。アナタを本当に格上げしてくれるのはWG(ホワイトゴールド)のシンプルなドレスウォッチ。至宝の一本を選んで欲しい。

これみよがしでない格上アピール時計はWGを選ぶべし

特に、人から「格」を推し量る目で見られるのが、他でもない時計。新調したタキシードを着込み、さて時計は……といったときに選びがちなのが、「所有する中で一番高価な時計」。往々にして、それはPG(ピンクゴールド)のスポーツウォッチだったりするものだが、カジュアルなシーンとビジネスのシーンでは、当然身に付ける時計も違ってくる。正にTPOを弁えなくてはならないというわけだ。

本来最初に手に入れておかなくてはならないはずの模範解答こそが、WGのシンプルなドレスウォッチ。針は少ないほどドレッシーとなるので、パーティーやセレモニーでは2針が正解。普段づかいでは、そこに秒針を加えた3針(カレンダーもOK)が望ましいだろう。

ここに紹介する4本は、“通”からも一目置かれる“本物”揃い。極端なことを言えば、この一本でビジネスシーンすべてをこなせる基本の「品格」時計なのである。

【パテック フィリップ カラトラバ5153】

ケースバックにヒンジ付カバーを備えた、オフィサーケースのカラトラバ5153モデル。1点1点、手で磨き上げられるWG(ホワイトゴールド)ケースの美しさは格別。文字盤のギヨシェ装飾も、同様に職人の手で仕上げられ、奥行きのある漆黒の輝きを放つ。

パテック フィリップ カラトラバ5153 本体価格333万9000円/日付表示付自動巻き、WGケース、ケース径38mm/(パテック フィリップ ジャパン・インフォメーションセンター TEL:03-3255-8109)

【ジラール・ペルゴ 1966 フランソワ・ペルゴ トリビュートモデル】

創業者一族のフランソワ・ペルゴは1861年に来日し、スイス時計を広めた立役者として知られる人物。この記念モデルは、当時の懐中時計を想起させるローマンインデックスを特徴とし、3時位置に日付表示を、また9時位置にスモールセコンドを備える。シリアルナンバー入りで、WGモデルは限定34本の生産。販売は林時計鋪(TEL:059-228-3079)のみとなる。PGモデルも限定34本の生産だが、販売はその他店舗でも展開。

ジラール・ペルゴ 1966 フランソワ・ペルゴ トリビュートモデル 本体価格155万4000円 日付表示付自動巻き、WGケース、ケース径38mm/(ソーウインド ジャパン TEL:03-5211-1791)

【ヴァシュロン・コンスタンタン パトリモニー・コンテンポラリー・デイト・オートマティック】

削ぎ落とされたシンプリシティが魅力の、クラシックかつスタイリッシュなドレスウォッチ。繊細な植字インデックスが、端正な文字盤にさらに洗練さを加えている。シースルーケースバックから覗く自動巻きムーブメントには、品質証明のジュネーヴシールが刻印される。

ヴァシュロン・コンスタンタン パトリモニー・コンテンポラリー・デイト・オートマティック 本体価格216万3000円 日付表示付自動巻き、WGケース、ケース径40mm/(ヴァシュロン・コンスタンタン TEL:03-3288-6597)

【ピアジェ アルティプラノ】

「常に必要以上に良いものを創る」のモットーのもと、特に極薄ドレスウォッチで定評のある時計宝飾ブランド〈ピアジェ〉。歴史的モデルを現代的に再解釈したこの時計が搭載するのは、ケース厚わずか2.1mmという自社製の超薄型メカニカルムーブメント「マニュファクチュールピアジェ430P」。2針という最もシンプルなスタイルは、スーツの着こなしにノーブルな品格を与えてくれるだけでなく、ブラックタイで臨むフォーマルなシーンの手元も、エレガントに飾ってくれるはずだ。

ピアジェ アルティプラノ 本体価格162万7500円 手巻き、WGケース、ケース径38mm/(ピアジェカスタマーデスク TEL:0120-73-1874)手巻き、WGケース、ケース径38mm

SUPER CEO Back Number img/backnumber/Vol_56_1649338847.jpg

vol.56

DXに本気 カギは共創と人材育成

日本アイ・ビー・エムデジタルサービス株式会社

代表取締役社長

井上裕美

DXは日本の喫緊の課題だ。政府はデジタル庁を発足させデジタル化を推進、民間企業もIT投資の名のもとに業務のシステム化やウェブサービスへの移行に努めてきたが、依然として世界に遅れを取っている。IJDS初代社長・井上裕美氏に、日本が本質的なDXに取り組み、加速させるために何が必要か聞く。
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