本音の働き方

1年目から成長の喜びを実感 人情味溢れる環境で若手が伸び伸びと活躍

エコラル株式会社

写真/芹澤 裕介 文/竹田 明(ユータック) 動画/ロックハーツ | 2019.03.11

エコラル株式会社  

◆事業内容:蓄電池を活用した太陽光発電の新しい常識をつくり上げるシステム「創蓄連携システム」を販売するエコラル株式会社。スイッチひとつで「売電モード」と「蓄電モード」を切り替えることができ、電気の売買価格と発電コストの関係を見ながら、その時の状況によって自身で選択できるというシステム。ヒアリングをもとに最適なメーカーを提案するだけでなく、アフターフォローにも力を入れており、エネルギーとの賢い付き合い方をトータルでサポートしている。このほか、風力発電や、トウモロコシを原料とした緩衝材、おからが原料の猫砂の生産販売など、環境問題を意識した事業を展開。最大の強みは、顧客に寄り添う人材力であり、20代の若手社員を中心に販路を拡大中。

◆職種:営業、事務、電気工事・施工

社員紹介ムービー

採用基準は“素直”かどうか「あとは社内で育てます」

 

エコラル株式会社
代表取締役
沖田和穗(おきたかずほ)

1985年5月9日生まれ。広島県出身。17歳から建設、土木関係で働きはじめ、22歳で関東に移る。24歳のとき、先輩と2人で太陽光発電の販売会社を買収し、6年で8店舗に拡大。2人だった社員も120人まで増やす。2013年に、おからを再生してネコ砂を製造・販売するエコラルを買収し、独立。前職の経験を生かし太陽光発電の販売もはじめる。

「若い可能性を信じる」と言うとかっこつけすぎですけど、エコラルでは、若手にも決裁権を与えてどんどんチャレンジしてもらいます。そして、若い発想を会社に反映させるため、スピード感をもって彼らの意見を取り込みます。

もちろん、考えるより先に走り出していれば壁にぶつかることもありますが、その後に検証して何かを得れば、それは失敗ではなく“経験”。契約を取れば成功、取れなければ失敗、という企業文化ではないので、誰も失敗という感覚を持って働いていません。前進を続ければ、失敗はない。うちの会社は“失敗がない会社”なんです。

そんなうちの採用基準は“素直”。それだけです。BtoBのビジネスでは、採用に関してビジネススキルや専門的な知識を求めるかもしれませんが、エコラルのようにBtoCのビジネスでは、対人関係能力を重視するため、ビジネススキルよりも人柄や性格が重要なんです。

だから、素直な人であればほかは何も求めません。あとは社内で育てるから大丈夫。最初は何もできなくても、素直に先輩や上司の言うことを聞けば、必ず成長できます。

また、営業会社なので、働き方はいろいろあっていいと考えています。極端な話ですけど、人が2カ月で挙げる成果を1カ月で挙げるなら、正直残りの1カ月は休みでも構いません。

ただ、お金よりも休みがほしいという考えは、うちに入れば半年で変わります。上司が遊びに連れていくうちにあれこれと欲がわいてきて、気が付けばバリバリ働いています。2カ月バリバリ働けば、成長して収入もどんどん上がりますからね。

それと、イケてる人は仕事もデキると思っています。ですから、うちの会社では、何ごとも「イケてる」か「イケてない」かで判断しているんです。ダサいスーツを着ていればはっきり「ダサい」と言います。その代わり、休みの日に一緒に服を買いに行って選ぶのを手伝ってあげる。そうやって、デキる先輩を見習って、成長する喜びを見つけてほしいんです。

上司部下がお互いをフォローし合う 全員が主役のチーム

エコラル株式会社 
催事課 営業管理 主任【入社3年目】
彦久保俊太郎(ひこくぼ しゅんたろう)

2016年4月新卒入社。群馬県出身。持ち前の笑顔と明るさでムードメーカーとしてエコラルを牽引。沖田社長と共に「催事課」を立ち上げ、現在は主任としてチームをまとめている。

入社3年目でマネジメントの立場になったのですが、部下の相談に乗るだけでなく、僕からもあれこれと部下に相談します。

もちろん、困っている部下はどんな状況でもサポートしますが、僕自身は理論的に説明したり数字で管理したりするのが苦手なので、口であれこれというよりも背中で見せるタイプだと思っています。ですから、僕の仕事を見て覚えてほしいですね(笑)。

仕事は基本的にチーム単位で考えます。僕は大雑把な人間ですが、きっちりしている人は説明に根拠があり説得力もありますので、チームに両方のタイプがいればうまく仕事が回ります。

以前、小学校からの友達と同じチームで働いていたのですが、彼はロジカルな思考で動けるタイプで、どんな数字も即座に出てくる。僕とは正反対なので、チーム内でうまく補えているなと感じましたね。

それと、僕は後先考えずに突っ走るタイプなので、チームにはブレーキ役が必要です。入社1年目の瀧本は、年齢もキャリアも僕より下ですが、お母さんのように穏やかな目で僕を見てくれています(笑)。

マネジメントをする上で心がけているのは、とにかく“分かりやすい”ということ。お客様に対して難しい用語を使っても伝わらず、誰でも分かるような説明をしないと結果につながらないように、部下に対しても同じことが言えます。ですので、まっさらな状態で入社してくる部下には、部下の立場に立って簡潔に指示を出します。

明るくて素直な人ならエコラルに向いていると思います。また、僕が所属する催事課では、優しくて思いやりのある人がピッタリです。

販売イベントでは、子ども連れのお客様に太陽光発電の説明をする機会があります。そんなとき、うちのスタッフが子どもと楽しく遊んでいれば、お父さんとお母さんには説明に集中してもらえますので。

成長の過程で様々なスキルを磨いていけばいいわけですから、まずは“一緒に働きたい”と思ってくれることが大切ですね。

催事出展では、子どもが喜ぶおもちゃをそろえたキッズスペースを用意。賑わう様子を撮影するメンバーも含め、常に賑やかなムードで自分たちも楽しみながら取り組んでいるそう。

「瀧本さんみたいになりたい」と言ってもらえるように

エコラル株式会社
営業課 催事課【入社1年目】
瀧本愛子(たきもと あいこ)

2018年4月新卒入社。群馬県出身。学生時代から接客業の経験が豊富で、顧客の要望をいち早くキャッチして先回りする気配りには定評がある。入社後は「営業」と「接客」の違いに戸惑いながらも成長を続けている。

会社説明会に行ったときに、社員がみんな明るくて好印象を持ちました。面接では、代表の沖田がありきたりな質問を投げかけるのではなく、私の内面を見ようとしてくれるのが伝わり、“人として成長できる会社”だと感じ入社を決めました。

とはいえ、入社当初はいわゆる「ホウレンソウ(報告・連絡・相談)」ができなくて困りました。どこまで聞いていいのかわからないため、相談もできなければ報告も怠りがちになってしまったんです。でも、上司や先輩が積極的にコミュニケーションを取ってくれたおかげで、信頼関係が築けて、今では何でも相談できるようになりました。

もともと、アルバイトで接客の経験はあったのですが、「営業」はまったく違う仕事で、お客様のことを思って動いても相手に伝わらないことがあります。どうすればお客様に届くか試行錯誤し、上司にアドバイスをもらって最初の契約が取れたときは、本当にうれしかったです。

また、営業と売上の数字は切っても切れない関係。ですが、契約が取れないからといって、上司も仲間も「なんで取れないんだ!」とは絶対に言いません。一緒に悩んで考えてくれる心強い存在です。

正直、数字を追いかけている新入社員にとっては、それだけでもプレッシャーがかかると思うので、そこに対人関係のプレッシャーものしかかってくると潰れてしまうと思います。エコラルには、そのことを理解したうえで接してくれる上司しかいないので、本当に色々なシーンで救われています。

将来は、上の役職を目指していきたいと思っていますが、まだまだ経験が浅く、知識もなければ知恵もありません。コミュニケーション力でも社会人として未熟な部分があるので、今はとにかく自分を磨きます。

そして、今度は私が、上司に教わったことを下の子に伝えていく――。「瀧本さんみたいになりたい」と言ってもらえるように、素直な気持ちを忘れずに、これからも頑張ります!

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vol.56

DXに本気 カギは共創と人材育成

日本アイ・ビー・エムデジタルサービス株式会社

代表取締役社長

井上裕美

DXは日本の喫緊の課題だ。政府はデジタル庁を発足させデジタル化を推進、民間企業もIT投資の名のもとに業務のシステム化やウェブサービスへの移行に努めてきたが、依然として世界に遅れを取っている。IJDS初代社長・井上裕美氏に、日本が本質的なDXに取り組み、加速させるために何が必要か聞く。
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