ビジネスマッチング

導入資金もフォローする、「人材分析×社員研修」の商材を共同開発

2020.12.23

SUPER CEOでは、BtoBを必要とする経営者に対して、掲載企業同士のマッチングを促しています。そこから、新たなビジネスが生まれるケースも少なくありません。

今回は、「人材分析管理システム LenaBrain(リーナブレイン)」を開発・販売する株式会社LenaBrainと、補助金や助成金のコンサルティングなどを行う株式会社ARIA Solutionがマッチングしたケースを紹介します。

「人材分析プログラム」×「企業コンサルティング」

美容サロンを経営する株式会社Lenaの栁澤奈々代表は、自身の技術とノウハウを数値化し、それをスタッフに共有することで店舗全体のレベルアップをはかり、2年間で1店舗から10店舗にフランチャイズ展開を実現。スタッフの行動特性を見える化し“数値化された人材育成”のシステムを構築。美容サロンだけでなく、労働集約型ビジネスをはじめ、人材育成に課題をもつ企業に対して「人材分析管理システム LenaBrain」の販売に乗り出した。

しかし、「LenaBrain」の導入を検討している企業のなかには、「導入したいが手元資金がない」という不都合が生じるケースもみられた。「LenaBrain」の導入価格自体はハードルが低く設定されているものの、分析結果を基にしたコンサルや研修などのワークショップを入れるとなると、二の足を踏む担当者は少なくなかった。Lenaとしてはワークショップを入れることで初めて利益を見込めるようになるため、ワークショップまでの成約率を高めたいと考えていた。

一方で、社会保険労務士であり、助成金のコンサルティングを含めた社員研修や企業コンサルティングを展開する、株式会社ARIA Solutionの伊藤治男代表の場合。

社員の“のびしろ”を伸ばして戦力化し、業績の向上や社員の定着率アップをはかる「のびしろコンシェルジュ」としての活動を促進するために、“社員研修を必要とする企業のリスト”を増やしたいと考えていた。

そこで、“「LenaBrain」の導入資金を助成金で賄いながら、分析した結果を基にARIA Solutionが社員研修を行う”という一連の流れを生み出すために、両社は提携。お互いのウォンツを満たすビジネスパートナーに。

助成金活用のフォローをしてくれるうえに、「分析と改善」がセットになった人材育成プログラムは、導入する側にとっておおいに魅力的な商材となり、両社のビジネスをさらに加速させることとなった。

Lenaの栁澤代表は、インタビュー内で「人と出会うことで事業規模を拡大してきた」と話す。

エステ業界からIT社長へ「人が好き」だからこそ、出会いに導かれた事業拡大

BtoBのマッチングを求める理由は経営者によって異なるが、実際に成果につながったケースはいくつもある。「SUPER CEO」では、参考となるマッチング例を紹介し、企業活性化のサポートを行っていく。


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vol.56

DXに本気 カギは共創と人材育成

日本アイ・ビー・エムデジタルサービス株式会社

代表取締役社長

井上裕美

DXは日本の喫緊の課題だ。政府はデジタル庁を発足させデジタル化を推進、民間企業もIT投資の名のもとに業務のシステム化やウェブサービスへの移行に努めてきたが、依然として世界に遅れを取っている。IJDS初代社長・井上裕美氏に、日本が本質的なDXに取り組み、加速させるために何が必要か聞く。
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