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「会員数、活動数、成長率」日本一。全国の経営者が集う「パッションリーダーズ」とは

“会員数、活動数、成長率”日本一を掲げる一般社団法人「パッションリーダーズ」。パッションリーダーズとは、次代を担う各業界の経営者たちが集い、それぞれの体験やノウハウを共有し、お互いを刺激し合い、高め合うことを目的とした経営者限定の会員組織だ。

ネクシィーズグループ代表取締役社長・近藤太香巳を代表理事に、毎月一度定例セミナーを開催するほか、ビジネスマッチングやアカデミーなど、約4,000名の会員の交流機会、学びの場を創出している。さらに「仕事も遊びも本気で楽しもう」もテーマに掲げ、グルメ、アウトドア、ジョギング、ゴルフ、ボクシングなど、部会が充実しているのも特徴だ。

今回紹介する「パッションリーダーズ」定例セミナーでは一流の経済人、上場企業社長が講演。今年に入ってからもSBIホールディングス株式会社 代表取締役 社長（CEO）・北尾吉孝氏や、株式会社DDホールディングス代表取締役社長（グループCEO）・松村厚久氏など、錚々たる顔ぶれの経営者が登壇している。

若き情熱経営者、SHOWROOM前田裕二氏とはいったい何者か

さて、10月30日に講演するSHOWROOM代表取締役社長・前田裕二氏は、過去に「SUPER CEO」vol.29（2017年12月公開）の「スーパーCEO列伝」にも出演。若干26歳のときに、仮想ライブ空間「SHOWROOM」を立ち上げ、ファンビジネスの在り方に新風を吹き込んだ張本人だ。

前田氏のビジネスキャリアは早稲田大学政治経済学部を卒業後、USB証券に入社するところから始まる。若手としては異例の業績を記録し、入社2年目にしてニューヨークに転勤。そこでも大きな成果を挙げるが、本当の兄のように慕っていた親戚の死をきっかけに自らの人生を見つめ直し、「ゼロから新しい価値を創り出したい」と起業を決意。同社を退職し、尊敬する南場智子氏のいるDeNAへ入社。同年11月に「SHOWROOM」を生み出すこととなる。

当初は売上げが立たず、苦戦を強いられるが、サービスを立ち上げた仲間と共に、日々、仮説、検証を繰り返し、より良いサービスへと成長させる。その後、AKB48の参加が功を奏してユーザー数が増え、一気に知名度を上げることとなる。

前田裕二氏率いる「SHOWROOM」がエンタメ界に革命を巻き起こす

近年、動画市場の成長は目覚ましく、その筆頭に立つのが「SHOWROOM」。では、そのサービスとは、どのようなものか？ひと言で「SHOWROOM」を形容するなら“仮想ライブ空間”だ。アーティストやアイドル、タレントなどが配信するコンテンツ動画を無料で視聴でき、誰でもすぐにライブ配信が可能な動画サービスである。

“仮想ライブ空間”というだけあって、リアルにライブ会場にいるような臨場感がそこには存在する。同サービスをのぞいてみると、画面中央に演者のステージが設けられ、そこからライブが配信される。その画面を囲むように視聴者のアバターが埋め尽くし、配信中にコメントの投稿が可能。また、アイテムをステージに投げ入れる（ギフティング）ができ、演者を応援することができる。演者もそれに反応したりすることで、ライブならではの一体感が創出されているのだ。

前田氏の経営哲学がわかる！初のビジネス書「人生の勝算」

そんな前田氏の人生とビジネスの本質が明かされているのが著書「人生の勝算」（幻冬舎）だ。前田氏のビジネスの原体験は路上弾き語りにあるという。8歳の時に両親を亡くし、生活のために親戚のお兄さんからもらったアコースティックギターを片手に10歳で路上ライブを行う。最初はうまくいかなかったが、試行錯誤を繰り返しながら、月10万を稼ぐまでになったという。

そんな壮絶なエピソードをはじめ、「スナック経営」に見るファンビジネスの真髄やコミュニティ運営についてなど、前田氏の経営哲学が描かれた本書で予習をしつつ、10月30日に開催される「パッションリーダーズ」定例セミナーに足を運んでもらいたい。