旅館・ホテル
ほしのりぞーと
ラグジュアリーホテル「星のや」、温泉旅館「界」、西洋型リゾートホテル「リゾナーレ」をはじめとする“一度は泊まってみたい”上質な独自ブランドを展開。3ブランドの稼働率は9割弱(2018年10月)を誇る。近年は大手町の「星のや東京」や、街を楽しむことを提案する「OMO(オモ)」を開業し都市観光にも力を入れている。また、「星野リゾート トマム」をはじめ、経営破たんした施設を再生させてきた数々の実績を持つ。コミュニケーションを阻害しない“フラットな組織文化”でも知られる。
代表
星野佳路
1960年、長野県生まれ。軽井沢町にある老舗旅館「星野温泉」の四代目。慶應義塾大学経済学部を卒業後、アメリカのコーネル大学ホテル経営大学院修士課程へ進学。その後、日本航空開発(現・JALホテルズ)に入社。シカゴにて2年間、新ホテルの開発から開業までの業務に携わる。1989年の帰国後、家業である星野温泉に副社長として入社するも、6カ月で退社し、シティバンクに転職し、リゾート企業の債権回収業務に携わる。1991年、再び星野温泉へ入社し、代表取締役社長に就任する。その後、社名を星野リゾートに変更。「ホテルブレストンコート」「星のや 軽井沢」などの自社リゾート施設を経営する傍ら、2001年より、「リゾナーレ」(山梨県)、「アルファリゾート・トマム」(北海道)、「アルツ磐梯」(福島県)な ど経営破綻した大型リゾート施設の再生活動を開始。2005年からは、ゴールドマン・サックスグループと提携し、「白銀屋」(石川県)、「湯の宿 いづみ 荘」(静岡県)などの温泉旅館の再生活動にも注力。2003年には国土交通省より、第1回観光カリスマに選ばれた。日本の観光産業振興のキーマンとして注目されている。