株式会社イーク SUPER CEO

女性・子ども支援で地方創生 地元の十勝を「笑顔」で満たす

株式会社イーク

代表取締役社長

上野美幸

2020.06.10

Q1起業家・経営者になったきっかけを教えて下さい。

先代である父から引退を告げられたのがきっかけでした。父が地域に根ざし、大切にしてきた会社を娘である私が継承し、地元企業としてあり続ける大切さ、働くスタッフを守ることは、地域に責任を持った仕事をしていくという決意と責任感が湧き、保育士から経営者への転身を決意しました。現在のイークは=「育」からきています。地域、スタッフ、仲間と育む会社という想いで起業しました。全ては私が保育士時代に沢山の地域の方々や、子どもたちからいただいた、真心の会社だと感謝しています。

Q2貴社の強み、特徴を教えて下さい。

20年という保育士のスキルと、働きながら育児、経営者の責任から培った経験が私の一番の財産でもあり、強みでもあります。建築では、作る人ではなく住まう人の目線での提案ができること、女性・子育てサポートでは自身が身を持って経験したことをお伝えし、その方に合った起業アドバイスができること。また、2022年に働き方改革の表彰をいただきました。この賞は2年に1度の審査があります。会社運営を奢ることなく真摯な運営を心がけ、スタッフの環境づくりに努めていることもイークの強みだと感じています。

Q3今後の展望、目標を教えて下さい。

地域に密着した企業は、地域と共に成長していくことが大切です。私は地元の十勝をもっと「笑顔で豊かに暮らせる地域」にしていきたい。建築デザインでは、保育士である強みを活かしたデザイン設計を。お子さん、働くママさん、シニア世代など、誰もが暮らし心地の良い地域になるよう、保育福祉事業を含めたさまざまな衣食住のサービスの提供を。そして、2021年には、新規にイタリアンキッチン「バンサン帯広店」の事業展開を。地域の方々が、家族や仲間と集まり、笑顔になれる食の提供、食を介した「cook smile」を目指しました。

Q4経営理念について教えて下さい。

「育て、育み、つながる笑顔へ」という理念のもと、「関わる全ての人々を笑顔でつなげていこう」という思いを大切にし、スタッフには会社理念を共有して貰い、共に成長しています。また、沢山の笑顔をいただけるよう、「安全な場所で→安心感を持ち→信頼できる存在であること」。このとき、人ははじめて本当の笑顔になれます。そのプロセスを大切にした、家・人・地域づくりを行なっていきます。

Q5ご自身の夢を教えて下さい。

私は十勝が大好きです。十勝で生まれ、十勝で育ち、十勝に育てていただきました。沢山の方々に関わっていただけたこと、沢山の子どもたちと出会えたこと、全てが私のパワーになっています。笑顔をキーワードに、ずっと私が目指す「女性支援」「子育て支援」そして地域が笑顔いっぱい溢れる地域にしていきたい! 子どもたちが自分の可能性に挑戦できる地域をつくっていきたい! 自分の周りから沢山の笑顔が広がる会社づくりを目指します。

株式会社イーク 代表取締役社長 上野美幸(うえのみゆき)

北海道帯広市出身。20年間、民間保育園で保育士として福祉に携わる。2012年4月、株式会社ヨシダホーム代表取締役社長に就任。独自の目線を生かした家づくりが評判となる。2015年音更町学童委託事業を2カ所開所。2017年音更町議会議員に。ヨシダホームで培った経験や思いを地域貢献に生かそうと2017年12月、株式会社イークを設立。同年に企業主導型保育事業所「ぷちとまとほいくえん」を立ち上げた。その後、飲食業界にも参入し、2021年11月にイタリアンキッチン「バンサン帯広店」をオープン。2022年1月には、2園目となる「ぷちとまとほいくえんスマイル」を開園し、現在に至る。

企業情報

  • 株式会社イークいーく
  • 保育士から一転、先代が約30年にわたり守り続けた工務店を引き継いだ、代表取締役の上野美幸氏。女性、妻、母、保育士としての経験や視点を生かした家づくりは、またたく間に評判となった。住む人の笑顔を追求した家づくりを経て、次に目指したのは“女性が子どもを授かっても社会と関われる生き方”のサポート。女性の社会復帰・進出支援で、近い将来必ず訪れる人口減社会に立ち向かい、地域の創生を目指す。
  • 業種
    建設・インフラ
  • 本社
    〒080-0317
    北海道河東郡音更町緑陽台仲区6-2[ヨシダホーム内]
  • 設立
    2017年12月
  • 上場
    非上場
  • サイト
  • SNS
  • Tel
    0155-66-6670
  • 問合せ
    web@ikik.jp
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vol.56

DXに本気 カギは共創と人材育成

日本アイ・ビー・エムデジタルサービス株式会社

代表取締役社長

井上裕美

DXは日本の喫緊の課題だ。政府はデジタル庁を発足させデジタル化を推進、民間企業もIT投資の名のもとに業務のシステム化やウェブサービスへの移行に努めてきたが、依然として世界に遅れを取っている。IJDS初代社長・井上裕美氏に、日本が本質的なDXに取り組み、加速させるために何が必要か聞く。

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