エコラル株式会社 SUPER CEO

人財こそがエコラル躍進の原動力 目指すは太陽光パネルの設置件数“日本一”

エコラル株式会社

代表取締役

沖田和穗

写真/芹澤 裕介 文/竹田 明(ユータック) 動画/ロックハーツ | 2019.08.09

「2022年6月までに『住宅への設置件数日本一』を目指す」と高らかに宣言する、エコラル株式会社の沖田代表。激戦の太陽光発電システム販売業界で、勝ち抜く戦略とは?

エコラル株式会社 代表取締役 沖田和穗(おきたかずほ)

1985年5月9日生まれ。広島県出身。17歳から建設、土木関係で働きはじめ、22歳で関東に移る。24歳のとき、先輩と2人で太陽光発電の販売会社を買収し、6年で8店舗に拡大。2人だった社員も120人まで増やす。2013年に、おからを再生してネコ砂を製造・販売するエコラルを買収し、独立。前職の経験を生かし太陽光発電の販売もはじめる。

「社員の成長=会社の成長」

住宅向け太陽光発電システムを販売するエコラル株式会社の沖田代表は「2022年6月までに『住宅への設置件数日本一』を目指す」と高らかに宣言している。大きな目標を実現するため、令和元年5月に業務拡大を見越し、東京支社を品川区西五反田に移転。「積極採用」「人財育成」「アライアンス」の3つのポイントで、日本一への戦略を描いている。

「売電価格の変動や法制度の変更などが頻繁に起こり、太陽光発電ビジネスを取り巻く環境は、通信業界よりも変化が激しいです。変化に合わせて知識をアップデートするのはもちろん、お客様へのアプローチなども変える必要があります。

何事にも柔軟に対応できる思考や性格でないと、業界の変化についていくのが厳しいため、営業未経験でも若くて柔軟な思考ができる新卒人財を中心に積極採用で人員増強を進めています。東京進出を加速させたのも、人財確保が一番の理由。人財採用マーケットとして、東京は別格ですからね」

「最初は未熟でも5年後はわからない。人財を丁寧に育成すれば、メンバーと会社でWin-Winの関係ができる」と語る沖田代表。

住宅向け太陽光発電システムを販売する会社の倒産件数は、6年連続前年比越えの厳しい状況にあるという。そんな中で、エコラルが赤字に陥らず順調に成長している背景には「人財育成の成功」がある。エコラルの社員は明るく元気なメンバーが多く、会社全体が活気に満ちている。人財こそがエコラル躍進を支える原動力なのだ。

「人財育成のコツは『時間の共有』にあります。上司や先輩と一緒に過ごせば、営業を成功させるために必要な考え方のパターンなどを学べ、仕事に対する姿勢や人生を歩むために大切なことも教えてもらえます。メンバーはみんな、仕事中だけでなくプライベートでも先輩と遊んで、営業に必要な人間力を養っています」

社会人として働くマインドを育成し、営業成績を上げるために努力する姿勢を養うには、根本的な人格を育成する必要がある。技術職のように技術を学べば済む仕事ではなく、営業職は人と人との良好な関係を結ばなければならず、コミュニケーション能力や社会のマナーなど人間力が必要とされるからだ。

休日も先輩後輩みんなで遊びに行くことが多いエコラルの社員。BBQ大会もいつも盛り上がり、みんな大はしゃぎ。

「仕事終わりに飲みに行ったり、休みの日にゴルフに行ったり、社員同士でよく遊んでいます。もちろん、参加しない社員もいますが、強制は絶対にしません。

けれども、働いているうちに、最初はプライベートで付き合いがなかったメンバーもいつしか一緒に遊ぶようになっています。社員はお互いにみんなのプライベートなことをなんでも知っています。家族みたいな会社で、誰も隠しごとをしません」

仕事とプライベートの境界を感じない会社。ライフワークバランスの充実を叫び、仕事とプライベートを明確に分けようとする現代社会の働き方とは一線を画している。だからこそ、強力な営業力を持った精鋭部隊が構築できるのだ。

「先輩社員たちは、本気で後輩を育てようと思っています。仕事以外の時間でも労力と時間をかけて後輩と接しているのはそのためです。プライベートでの性格や考え方が直らない限り、仕事でどれだけ注意しても結果に結びつきません。

プライベートで気配りができる人は、仕事でもお客様に気を利かせられます。人の話を聞く姿勢もまたしかり。だから、私生活から徹底的に改めるように、あれこれと口酸っぱく言います。

マナーは誰かに指摘され注意されるから身に付くもの。直した方がいいことを言わないのは『不親切』と考えます。叱られるとその時は腹が立つかもしれませんが、半年もすれば有難みがわかるものです」

営業部 小井圡聖(コイドサトシ) 2019年入社

営業部 伊澤都萌(イザワトモエ)2019年入社

営業部 武井玄 (タケイゲン)2019年入社

人員を増やし、人財を育成するだけでなく、2022年6月の「住宅への設置件数日本一」に向かって、他社とのアライアンスを進め「営業の効率化」にも着手している。電力会社や太陽光発電システムのメーカーが集客した顧客に、エコラルの社員が訪問して太陽光発電システムの設置を案内する。集客の部分を電力会社やメーカーに任せることで、営業の効率が上がる。

「興味がない家庭を訪問するよりも、興味を持ってくれている人に案内して契約にこぎつける方が、確実に効率が上がります。電力会社やメーカーの資本力と既存顧客のネットワークを活用して、より多くの見込み客を獲得し、住宅への設置件数日本一を実現します」

企業情報

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vol.40

「人とは真っ当に付き合え!」なぜ、幻冬舎・見城徹は圧勝し続けられるのか

株式会社 幻冬舎

代表取締役社長

見城徹

五木寛之の『大河の一滴』、石原慎太郎の『天才』。そして直近の浜崎あゆみをモデルにした『M 愛すべき人がいて』に至るまで――。数々のミリオンセラーやベストセラーを世に送り出し続けてきた幻冬舎の見城徹社長。 独特の“熱い言葉”が世の中に響き過ぎることもあるが、「圧倒的な結果」を残してきた背景には、見城社長が血のにじむような努力によって作家やアーティストとの関係を丁寧に築きあげ、彼らから絶大な信頼を得ていることが大きい。 人とのつながりをどう作り、強固なものにするのか? あらゆるプロたちに響く、人と仕事に熱狂するためのスピリットを伺った。

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