人材力

顧客紹介率90%オーバー “堅実的”な不動産投資

Kajino Holdings株式会社

代表取締役

梶野輝仁

写真/芹澤裕介 文/松本理惠子 動画/ロックハーツ | 2019.02.12

資産形成のための不動産投資と一口に言えど、「不安」や「疑問」は付きまとうもの。元ライフプランナーであるKajino Holdings株式会社の梶野輝仁代表は、無理のない資産形成のためには、現状把握が大切だと語る。

Kajino Holdings株式会社 代表取締役 梶野輝仁(かじのてるひと)

1984年、東京都新宿区出身。2002年、証券会社に就職し営業を担当。4年間勤務した後、ライフプランナーとして独立。ライフプランナーと並行して、人材紹介やセミナー講師、芸能界など複数の仕事に携わる。2012年、28歳で不動産投資に興味を抱き、独学で勉強。2014年6月「Kajino Holdings」を創業し、現在に至る。

人生100年時代といわれる今、将来の“お金の確保”は大きな課題だ。しかし、「本気で資産づくりを考え、具体的な行動に移せている人は決して多くはない」と、Kajino Holdingsの梶野代表は言う。

「『いつかやろう』と思いつつ、『何とかなるんじゃないか』、『きっと自分は大丈夫だろう』という気もして、結局行動を先延ばしにしている人が目立ちます。ですが、早く始めればそれだけリスクは減らせます」

そもそも、資産づくりというと不動産投資がその代表格になるが、不動産業界に良いイメージを持てずにいる人も多い。「強引に物件を売りつけられた」とか、「身の丈に合わない高額物件を買ってローンに苦しんでいる」とか、「購入後に物件価格が下がって資産価値を持たなくなる」など、“損をさせられる”という印象が強いかもしれない。梶野代表は、「僕自身も不動産業界の外側から飛びこんだので、胡散臭く感じる気持ちは分かります」と頷く。

梶野代表は18歳の時、証券会社の営業マンとして社会人生活をスタート。4年ほど勤めた後、フリーランスのライフプランナーとして独立。「興味のあることは何でもしておきたい」という性格の彼は、本業と並行して様々な仕事を経験した。28歳の時、不動産のおもしろさに目覚めると、本を読んで独学で勉強を開始。自分で実際に物件を買ったり売ったりして経験を積んだ。

「今の会社を創ったのは30歳の時です。将来に不安を抱えている人たちと同じ目線で、資産づくりのアドバイスをしたいと思いました」

Kajino Holdingsが提案する資産形成には、大きく2つの特長がある。1つは、“無理のない資産形成”。もう1つは、将来も“価値の下がりにくい物件”を勧めること。

まず、無理のない資産形成については、顧客に家計簿をつけてもらい、収支状況の把握から始める。

「家賃が高すぎないか、無駄な保険に入っていないか、などをチェックして、必要ならフィナンシャルプランナーなどを紹介することもあります。そうして収支を整理したうえで、無理なく購入・維持できる物件を提案します」

物件の将来的価値の見極めについては、6000万件のビッグデータを有するITシステムを導入している。

「このシステムを活用すると、購入対象の物件価格が10年後、20年後、さらにその先にどう推移していくかが分かります。購入時点で将来の価値がほぼ見通せるので、失敗は最小になります」

顧客の中心層は20代半ば~40代で、その9割が既存顧客からの紹介。購入物件は、2000万~5000万円の価格帯の1R~3LDKが人気だ。

「うちは、富裕層が資産を増大させる目的でする不動産投資とは、根本的に考え方が異なります。一般的なサラリーマンが、賃料収入でちょっと余裕のある生活ができたり、老後を安心して暮らせたりするようなライフプランのお手伝いをします。生涯にわたって所有し続けられる不動産、利益を生み続ける不動産であることが大事です」

現在、社員は梶野代表を含めて5名。フリーランス経験も豊富な梶野代表が会社化した理由とは?

「ひとりの時は、自分で何でもできると思っていました。自分で稼いで、好きにお金を使うのも悪くはありません。しかし、それでは物足りなく感じるようになったのです。会社化してみて、一人がどんなに微力だったかに気づきました。今は同じ目標に向かって進む仲間、相談できる仲間がいます。一人では手に余るような大きな仕事もできています」

南青山に2017年9月に移転した新オフィスは、窓が大きく開放的で明るい。ゆったりと落ち着いて相談ができる。

会社の将来を見据えて、社名はホールディングスとした。

「暮らしに直結する衣食住の“実業”を広くやりたいという夢があります。まず基盤である“住”を強化し、2020年の東京プロマーケット上場を目指します。それを実現した後、“衣”や“食”の分野にも挑戦します!」

梶野代表が上場にこだわるのには訳がある。

「ある会社が、東京プロマーケットに上場する日に偶然、立ち会ったことがあるんです。その時、経営者や従業員の顔が晴れやかなのはもちろん、彼らの家族も『あ、お父さんだ!』とニコニコ笑い合っていて、その様子に感動しました。会社が上場することで、従業員やその家族を笑顔にできるなら、僕も絶対やろう!と思ったんです」

自身のモットーを「嘘をつかない」と語る梶野代表。きっとその言葉通り、顧客や従業員やその家族もひっくるめて、みんなを笑顔に導くはずだ。

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vol.38

一人ひとりの個性を伸ばして事業を拡大する

株式会社アースホールディングス

代表取締役CEO

國分利治

美容室業界は飲食業界と並んで浮き沈みの激しい世界。店舗数はコンビニの約4倍に上り、開店・閉店のサイクルも早い。そんななかで1989年の創業以来、安定した成長を続け、全国で約250店舗を展開するアースホールディングス。なぜこの会社は生き残り続け、業界有数のポジションを築くことができたのか。
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