100%自然素材で安心安全 燃焼効率改善のミラクルアイテム | NAL9962株式会社 堀口 真弘|注目の経営者|SUPER CEO

商品力

100%自然素材で安心安全 燃焼効率改善のミラクルアイテム

NAL9962株式会社

代表取締役

堀口 真弘

写真/芹澤 裕介 文/竹田 明(ユータック) | 2016.11.30

数多の燃費改善商品の中で、12年以上の販売実績をもつ「ピースイ」。環境と健康の問題を考えた末にピースイを開発した堀口代表に、ピースイの効果や、ビジネスの展望を直撃した。

NAL9962株式会社 代表取締役 堀口 真弘(ほりぐち まさひろ)

1975年、東京都青梅市生まれ。高校卒業後、空手で食べていこうと決意し、夜は道場に通い、日中はアルバイトという生活を送る。20歳の頃、同じ道場で修行していた知人を介して知ったサプリメントの販売などを始める。その後、2003年にピースイの開発に着手し、翌年に完成。2005年にNAL9962株式会社を設立し、ピースイの製造、販売に乗り出す。2010年、車の雑誌で取り上げられたのを機に本格的に展開を始める。

魚介類や海藻類、ヒノキチオール(檜やヒバから取れる成分)など、食品あるいはそれに準ずる素材と、RO水(逆浸透膜でろ過した純水)だけでつくられる「ピースイ」は、燃焼効率改善を狙った製品だ。

「エアクリーナーにピースイを噴霧して通過する空気の改質を促し燃費改善を目指します。使用の目安は、ガソリン車、ガス車の場合、排気量の1%、ディーゼル車の場合1.5%。効果は約8,000㎞持続します。一般向けに販売しているピースイは33ml入りなので、一本あればガソリン車の場合は3,300㏄の車まで対応できる計算です」

ピースイには、燃費改善だけでなく、もうひとつの狙いがある。それは、排気ガスのクリーン化だ。

「大気汚染の原因とされる排気ガス中のHC(炭化水素:燃料)やNOx(窒素酸化物)等は燃焼効率が悪いと多く発生します。ピースイを噴霧したエアクリーナーを通る空気を改質することで燃料が効率よく燃え、パワーアップを得ながらにして有害排気ガスの低減も可能となります」

ピースイの使い方は簡単。エンジンのエアクリーナーにスプレーするだけ。これだけで排ガス、パワー、燃費などの改善が期待できるというからスゴイ!

かねてから環境と健康の問題に興味があった堀口代表。2003年に世界の人口が2050年には100億人くらいになるのを知り、今後ますます大気汚染からの環境と健康の問題が深刻化するのを懸念したのがピースイ開発のきっかけだったと語る。

「ピースイを身体にも地球にも優しい自然素材だけでつくったのは、大気汚染から起こる気候の変化を軽減したいという思いです。そしてそれだけでなく、あらゆる製品の付加価値として“環境”と“健康”がキーワードとなるとも感じたからです。身体にいいものは環境にも良いというシンプルな発想から味噌汁、焼き魚、ご飯という基本の和食に着目。色々な材料で試行錯誤を重ねた末、約1年半かけて第1号が完成しました」

ピースイ完成の翌2005年にピースイを製造する会社「NAL9962」を設立。ユーザーの声を集めるためのテストとして知り合いに試してもらっていたところ、効果を実感した人から注文が入るようになり、少しずつビジネスとしても規模が拡大していった。

「口コミで広がり販売をしたいという人も現れましたが、まだ納得のいく改良や量産体制も整っていなかったので殆どを断っていました。ところが、ピースイを世に広めるための会社をつくろうという機運が知り合いの社長さんたちの間で高まり、2008年に私を含めた7人で別の会社を起こしてピースイのPRに乗り出しました」

「その後も、紆余曲折はありましたが、ビジネスを前に推し進めてきました。今は代理店もあり、海外からも常に問い合わせが来るなど、ピースイは着実に広がりを見せています。コア部分は企業秘密なので自社で生産していきますが、それ以外の分は外注でまかなえます。今までは自社で生産可能な分しか販売してきませんでしたが、新たな海外からの取引の話にも生産量の拡大をして対応し、積極的にビジネスを展開していきます」

2010年夏には車雑誌で取り上げられるまでになったピースイ。それまでは、定価も決めず知り合いに安く譲っている程度だったが、雑誌で取り上げられる際にガソリンを一回満タンにする程度の今の価格に決定した。ゆっくりとしたペースだが、ピースイはビジネスとして確実に前進した。

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vol.32

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