企業成長力

本物だけが生き残る! 若きリーダーの覚悟と自信

株式会社ReVie

代表取締役社長

植西剛士

写真/中田浩資 文/松本理惠子 動画/ロックハーツ | 2019.03.11

2015年の創立以来、全速力で成長を続けてきた不動産会社ReVie。業界を揺るがす不祥事が続発し、不動産や不動産業者への信頼が揺らぐ今、生存をかけた“勝負の2019年”を、植西剛士代表が語る。

株式会社ReVie 代表取締役社長 植西剛士(うえにしたけし)

1984年、京都市生まれ。立命館大学卒業後、大手総合不動産会社に入社。収益性の高い不動産の営業、売買仲介、土地仲介、中古マンション仲介、戸建てなどあらゆる部門を経験後、2015年7月に不動産会社ReVieを設立。2018年7月、オフィスを渋谷インフォスタワー21Fに移転。

株式会社ReVieは、投資用不動産および住宅用不動産の買取再販や売買仲介、物件の管理運営などを展開。

2015年7月の会社設立から1年目で59億円、2年目で100億円の売上を達成するなど、破竹の勢いを見せてきた。しかし、ここに来て不動産業界の情勢が悪化、ReVieも足踏みを余儀なくされた。植西代表は2018年をこう振り返る。

「当社の売上の8割を占める投資用不動産は、札幌から福岡、沖縄まで1棟まるごと買い取り、バリューアップさせて再販する“1棟事業”と、東京23区および首都圏をメインとした中古分譲マンションを再販する“区分事業”に大きく分かれますが、このうち1棟事業は今、完全に下火です。

売上的にも前年に遠く及びませんでした。2017年10月末に発覚したスルガ銀行の不正融資問題に始まり、レオパレスの施工不良問題など不祥事が起こるたび、ジワジワと業界に打撃が広がるのを肌で感じながら我々は歯を食いしばり、必死にもがいた日々でした」

しかし、1棟事業の不振とは裏腹に、区分事業は好調だ。

「都会のマンションは価値の安定性が高く、投資モデルとしての確実性が実証されているので、逆に人気が沸騰しています。1棟投資をしていた不動産業者や投資家が区分投資に流れてきて、物件数が足りず、取り合いの状態です。今、都心のマンションを買えた人は非常にラッキーですね」

この活況は2020年以降も続くと植西代表は予測している。今後は区分事業に力を入れ、優良物件を慎重に精査して、仕入れや販売を行っていく方針だ。

ちなみに、売上の2割を占める住宅用事業も、引き続き堅調が見込める。原材料費や人件費の高騰で価格が上昇している新築物件より、割安な中古物件が注目を集めているためだ。

事業の見通しは決して暗くないとはいえ、業界全体が低迷している今、気を抜けば命取りになる。植西代表は、ここが頑張りどころだと考えている。

「社員にも、良い時があれば悪い時があると常々言っており、今は耐える時だと話しています。今回の市況の悪化も予測の範囲内だったので、全員で受け身が取れました。2019年は更に悪化すると思いますが、“改善と変化”を重ねて、必ず勝ち抜きます!」

ReVieの最大の強みは、顧客からの信頼度の高さだ。それは、新規顧客のほぼ100%が既存顧客からの紹介という実績に裏打ちされている。

「これまで“顧客第一主義”を掲げて、お客様の信頼を勝ち取ってきました。苦境の今だからこそ、どんなときもお客様を置いて逃げないで、誠実に向き合う姿勢を大事にしたい。それを徹底していれば、淘汰の中にあっても“本物”は生き残れると信じています」

新オフィスで心機一転 勝負の2019年から飛躍の2020年へ

厳しい現状を切り抜け、生き残るのためにも社員の一致団結が不可欠だ。そこで、植西代表はオフィス移転を決意。ReVieは2018年7月、渋谷のインフォスタワー21階(最上階)に引っ越した。

「オフィスをワンフロアにまとめたことで、指示系統がうまく機能するようになりました。社員のモチベーションが上がり、団結力が強まったと感じています。気合いを入れ直して着実に2019年を乗り越え、2020年に一気に事業拡大して大きく飛躍したいですね」

再開発で日々変わりゆく渋谷の街とともに、ReVieは改善と変化を重ねて更なる成長を遂げる。

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vol.38

一人ひとりの個性を伸ばして事業を拡大する

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美容室業界は飲食業界と並んで浮き沈みの激しい世界。店舗数はコンビニの約4倍に上り、開店・閉店のサイクルも早い。そんななかで1989年の創業以来、安定した成長を続け、全国で約250店舗を展開するアースホールディングス。なぜこの会社は生き残り続け、業界有数のポジションを築くことができたのか。
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