技術力

先代から受け継ぐ高い技術力と若いパワーで時代を勝ち取る

株式会社セイクン

CEO

上野 晃

写真/芹澤裕介 文/松本 理惠子 | 2021.07.12

Q1起業家・経営者になったきっかけを教えて下さい。

父が電気工事の会社を経営するのを子どもの時から見ていて、「いつか自分も経営者に」とはまったく思わなかった。電気工事や制御の分野は嫌いでしたが、帰国後、なにも分からないまま、座学、実技とも現場で勉強しました。その過程で経営の大変さとともに、自分が思い描く理想の会社を追求することで、ビジネスの面白さを実感しています。

Q2貴社の強み、特徴を教えて下さい。

打ち合せから電気設計、制御盤製作、電気工事、立ち合い試運転まで、一貫して行える“電気制御のエキスパート集団”であること。この施工の軸が自社で賄えることが最大の強みです。現在は、「施工の軸」に追加して「物の軸」と「営業の軸」3つを稼働できる体制にあります。自社では一番時間のかかる施工の軸がすでにあることが強みになります。施工のノウハウを取得するまでには30年以上の時間が必要になりますから。

Q3今後の展望、目標を教えて下さい。

会社の組織化は順調に進められたので、今後は自社の強みである施工の軸以外での新たな商流を生かした経営を進めたいです。例えば、代理店制度でできた新しい商流に対して、今までの施工のサービスを展開していくなど、シナジー効果も期待しています。

Q4経営理念について教えて下さい。

社名の「セイクン」は、「生訓」。人生は常に訓練という意味です。「あえて苦しいことをしなさい。それが己を成長させる道だ」という父の信念が込められています。社員が成長することで会社は成長でき、その経済活動で地域や国も成長していけます。中小企業が置かれている現状は厳しいですが、雇用を続けることこそが一番の社会貢献であると考えています。人も会社も日々訓練が経営理念です。

Q5貴社の人材育成について教えて下さい。

職人の技術やノウハウをマニュアル化し、自社内でカリキュラムを設けてベテランの“ワザ”を継承していく仕組みを構築します。例えば、18歳で採用し3年で育てることで若いリーダーを量産し、機動力の高い技術集団を目指します。一般的には無理と言われますが、出来たら凄いし、この課題を解決できれば最高です。

株式会社セイクン CEO 上野 晃(うえのあきら)

名古屋出身。海外留学から帰国、2011年に同社のCOOに、そして2019年にCEOに就任。DRM(ダイレクト・レスポンスマーケティング)を使っての集客を強化するなど改革を推進している。自社サイトと別に、シーケンサ専用サイト「シーケンサメンテナンス.com」や、避雷針工事専用サイト「避雷針工事.net」を開設。その他専用のECサイトを3つ運営、2017年にはdinnteco避雷針の日本、タイ、ベトナムの総代理店として活動。

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vol.52

【セラシオ上陸】今が瀬戸際?日本の消費財のポテンシャル

セラシオ・ジャパン

日本法人代表 二宮一央/最高協業責任者 小澤良介

米史上最速の創業2年でユニコーンになった消費財ベンチャーのセラシオが、日本に上陸。彼らが目指しているのは、日本の消費財が本来持っているポテンシャルを最大限に引き出し世界に知らしめることだ。セラシオ・ジャパンの2人が見据える“日本の消費財”の未来を語る。
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