技術力

先代から受け継ぐ高い技術力と若いパワーで時代を勝ち取る

株式会社セイクン

CEO

上野 晃

写真/芹澤裕介 文/松本 理惠子 | 2021.07.12

電気工事業を中心に新たなビジネスへと挑戦し「世の中になかった新しい価値提供を」という上野氏は、時代の先を見つめながら進み続ける。

株式会社セイクン CEO 上野 晃(うえのあきら)

名古屋出身。海外留学から帰国、2011年に同社のCOOに、そして2019年にCEOに就任。DRM(ダイレクト・レスポンスマーケティング)を使っての集客を強化するなど改革を推進している。自社サイトと別に、シーケンサ専用サイト「シーケンサメンテナンス.com」や、避雷針工事専用サイト「避雷針工事.net」を開設。その他専用のECサイトを3つ運営、2017年にはdinnteco避雷針の日本、タイ、ベトナムの総代理店として活動。

電気制御のエキスパート集団

株式会社セイクンは、ひと言でいえば“電気制御のエキスパート集団”。1983年の創業以来、高い技術力を武器に、電気設備の相談や提案から、実際の工事・施工、メンテナンス、トラブル解決、さらには点検、アフターフォローまで、顧客のあらゆる要望に応えてきた。

「昔は技術力さえあれば生き残っていけました。しかし、これからの時代は待ちの姿勢では弱いのです。自ら情報発信して、お客様に存在を知っていただかないといけません」と語る上野代表。

既存の避雷針とは全く違う、新しい避雷針を軸に雷からのトータルプロテクトで市場の5%を狙う。

今までに培ってきた顧客を大事な資源ととらえ、DRMはもちろん、MAやSFAにも力を入れたという。自社のすべてのサービスを必要なときにお客様全員に知ってもらえるよう、これらのITツールを取り入れることで、より迅速なレスポンスの実現といった改革を行い、ここまで順調に成果を出してきた。

「現在、柱の電気工事業をベースとしたサービスを充実させながら、そのベースから少しずらしたサービスも開拓し、新規事業部として稼働させています。具体的には、避雷針工事や防爆工事、IOT見える化サービス等です。これらも含めて専用のサイトは5つ、専用ECサイトは4つ稼働しています」

これらの新しいサービスも開拓しつつ、今まで培ってきた「施工の軸」からの派生サービスだけでなく、今後はメーカーとしての「物の軸」、代理店制度等を生かした「営業の軸」の3つを稼働させて、今までにないスピードで業績を上げていく予定だという。

「また、技術のノウハウの蓄積や承継にも力を入れています。ベテランの頭の中身を動画解説に落とし込み、クラウドにすべてストックする教育ツールを導入して、技術やノウハウの見える化を進めています。他にも、明確な組織図と公平な評価制度もつくりました。これにより、必要な人材を適正な報酬で募集をかけることができ、採用スピードが驚くほどアップし、全社がスケールできる体制が整いました」

2025年を目途に中長期計画を策定

「現在は4部署体制ですが、早々に5部署、6部署とスケールさせていく予定です。基盤となるのは電気工事業ですが、すでに落雷対策事業も全体の半分を担う位置にきています。組織、評価、教育、採用、営業とすべての仕組を重ねることで、部署の人数と売り上げも増加させます。そして2025年には、売り上げはもちろん、エリアに関しても今の3倍になることを見込んですべての計画を立てています」

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vol.52

【セラシオ上陸】今が瀬戸際?日本の消費財のポテンシャル

セラシオ・ジャパン

日本法人代表 二宮一央/最高協業責任者 小澤良介

米史上最速の創業2年でユニコーンになった消費財ベンチャーのセラシオが、日本に上陸。彼らが目指しているのは、日本の消費財が本来持っているポテンシャルを最大限に引き出し世界に知らしめることだ。セラシオ・ジャパンの2人が見据える“日本の消費財”の未来を語る。
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