技術力

先代から受け継ぐ高い技術力と若いパワーで時代を勝ち取る

株式会社セイクン

CEO

上野 晃

写真/芹澤裕介 文/松本 理惠子 | 2020.07.10

電気工事業を中心に新たなビジネスへと挑戦し「世の中になかった新しい価値提供を」という上野氏は、時代の先を見つめながら進み続ける。

株式会社セイクン CEO 上野 晃(うえのあきら)

名古屋出身。海外留学から帰国、2011年に同社のCOOに、そして2019年にCEOに就任。DRM(ダイレクト・レスポンスマーケティング)を使っての集客を強化するなど改革を推進している。自社サイトと別に、シーケンサ専用サイト「シーケンサメンテナンス.com」や、避雷針工事専用サイト「避雷針工事.net」を開設。その他専用のECサイトを3つ運営、2017年にはdinnteco避雷針の日本、タイ、ベトナムの総代理店として活動。

電気制御のエキスパート集団

株式会社セイクンは、ひと言でいえば“電気制御のエキスパート集団”。1983年の創業以来、高い技術力を武器に、電気設備の相談や提案から、実際の工事・施工、メンテナンス、トラブル解決、さらには点検、アフターフォローまで、顧客のあらゆる要望に応えてきた。

「昔は技術力さえあれば生き残っていけました。しかし、これからの時代は待ちの姿勢では弱いのです。自ら情報発信して、お客様に存在を知っていただかないといけません」と語る上野代表。

DRM(ダイレクト・レスポンスマーケティング)にも力を入れ、自社のホームページの充実や、インターネットを活用しての顧客の新規開拓、より迅速なレスポンスの実現といった改革を行い、様々なサービスを組み合わせることで成果を出してきた。

また、避雷針の設置工事やシーケンサの修理等の専用サイトを設け、関連する専用のECサイトも3つ運営し、ユーザーの潜在ニーズを拾い、関係をスタートできる仕組みを構築している。落雷対策事業においてはdinnteco避雷針の国内総代理店として日本国内の落雷対策業界のリプレースに挑戦している。

既存の避雷針とは全く違う、新しい避雷針を軸に雷からのトータルプロテクトで市場の5%を狙う。

今まで培ってきた「施工の軸」からの派生サービスだけでなく、今後はメーカーとしての「物の軸」、代理店制度等を生かした「営業の軸」の3つを稼働させて、今までにないスピードで業績を上げていく予定だ。

また、技術のノウハウの蓄積や承継にも力を入れる予定で、特に上野代表は、あえて新人に絞って採用し、自社内でカリキュラムを設けてベテランのワザを継承していく仕組みを推進している。若手をリーダーに育て、チームとして体系的に動けるようにすれば、会社としての若返りが図れる。

チームづくりの基礎ができれば、あとはチームの数を増やしていくことで、会社としての規模を大きくしていくことも可能となる。

2021年には避雷針事業で市場の5%を獲得する

落とす→落とさないへ。今までの避雷針は落として保護だが、dinnteco避雷針は

雷を落とさない本当の避雷針だ。今までの施工の延長線上にある商流ではなく、dinnteco避雷針の国内総代理店という立ち位置で初めて施工だけでなく、物を販売していくという軸ができた。

2020年現在、代理店制度を用い、日本全国に販売網が構築され、施工協力会社も100社を超えた。この商流を一層強力に推し進め、キラーコンテンツであるdinnteco避雷針で市場の5%を獲得し、その他のサービスと組み合わせて既存の雷保護業界をリプレースする。

SUPER CEO Back Number img/backnumber/Vol_46_1602246915.jpg

vol.46

未来のためのスクワット 飲食業界の革命児がポストコロナに考えること

株式会社DDホールディングス

代表取締役社長グループCEO

松村厚久

新型コロナウイルス感染拡大で多くの産業が打撃を受けるなか、飲食業界はその中心にいた。史上最高益を達成し、まさに躍進の年を迎えようとしていた飲食大手DDホールディングスは一転、かつてない苦境に追い込まれる。数々の業界の常識を打ち破ってきた松村氏は、いま何を考えるか。
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