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中国のことは中国好きに聞け! 大連で顧問を務める中国通の税理士

長野毅税理士事務所

所長

長野 毅

写真/中田浩資(リンガフランカ) 文/竹田 あきら(ユータック) | 2021.07.12

横浜で税理士事務所を経営する長野毅氏は、大の中国好き。知り合いに紹介されて大連の会計士事務所の顧問に就任することに。中国大好きな税理士のサイドワーク構想とは?

長野毅税理士事務所 所長 長野 毅(ながの つよし)

兵庫県姫路市生まれ。病院での経理業務を経て、2010年に税理士試験に合格。翌年、社会保険労務士試験にも合格。2011年3月に、横浜市旭区中希望が丘に長野毅税理士事務所を開設。4年後に、横浜市保土ケ谷区天王町へ事務所を移転。さらに、2018年3月に現在の横浜中華街に事務所を移転した。

得意の中国語学力を活かすため、中華街に本拠を移転

横浜中華街で税理士事務所を営む、長野氏は、大の中国好き。長野毅税理士事務所では中国人スタッフも働いており、中国語での対応ができることから、日本でビジネスを営む中国人のクライアントも多い。

「当事務所は、税理士業務、社会保険労務士業務、行政書士業務の3つをワンストップでサポートしております。会社経営に必要な業務をまとめて受けることができ、財務に関するアドバイスも手掛けています。中国が好きで中国語での日常会話ができるため、中国人経営者がクライアントに多いのも特徴です」

長野毅税理士事務所が横浜中華街に移転したのは、2018年3月。それまでは横浜市保土ケ谷区天王町に事務所を構えていたが、不動産会社を経営する知人の中国人に誘われて横浜中華街に本拠を移した。

「横浜中華街に移ったものの、中華街は昔から事業を営む人が多く、経営者が2代目・3代目になっており、彼らの多くは日本語で生活しているため、中国語ができるという当事務所の強みを生かしきれません。ただ、中国人クライアントを相手にビジネスをするには『中華街』というブランドは大いに活用できます」

日本企業の中国進出をサポートすべく、大連の会計士事務所の顧問に

7年前に中華料理店を経営する中国人経営者と知り合いになったことをきっかけに中国語を習い始め、中国本土に足しげく遊びに行くようになった長野氏。あるとき、長く中国の大連で暮らし働いてきた日本人経営者と出会った。「中国に仕事があるともっと頻繁に中国へ行ける」と冗談交じりの発言がきっかけで、大連の会計士事務所を紹介された。

「2020年1月に大連の事務所を訪問しました。その事務所はクライアントの99%が日本企業。中国人スタッフと一緒に日本人の顧問がいるのですが、かなりの高齢でリタイアを考えているとの話で、私にその後任をお願いしたいとオファーを受けました。パンデミックが落ち着いたら中国に渡って契約するつもりでしたが、いつまでたっても事態が収束する気配もないため、ビザを取得して中国に渡ることを決めました」

46歳から20年間、中国の青島で働いた父をもつ長野氏。父親と同じ年齢に大連で働くことになり、不思議な縁を感じている。

ひょんなことから大連の会計士事務所で顧問を務めることになった長野氏。今後は、横浜の事務所をスタッフに任せ、大連と横浜の2つの拠点を行き来して仕事をすることになる。

「中国側に人脈をつくり、日本と中国のビジネスを橋渡しできる存在になりたいと考えています。大連は、親日家が多い町で、日本人が中国でビジネスを始めるにはうってつけの地です。地代や人件費も安く、上海や香港でビジネスを始めるよりもハードルが低いです。大連で中国の法律や商習慣、文化に慣れてから、上海などの大都市圏にチャレンジするのがベストな展開。大連の情報収集や人脈づくりで日本企業の中国進出をサポートしていくサイドワークを手掛けていきたいです」

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