技術力

人生さえ変える「痛くない小顔矯正」に魅せられ まだ市場にない化粧品の開発に挑む

小顔矯正サロン ラリマール

サロンオーナー

大熊友子

写真/カキモトジュンコ 文/桑原恵美子 動画/小林郁香 | 2020.04.10

若い世代の“小顔化”が進むにつれ、顔を小さくする施術「小顔矯正」への関心が高まっている。しかし一般的な小顔矯正は、骨格矯正を行う時に強い痛みを伴うため、施術をためらう人も少なくない。大熊友子氏が運営する小顔矯正サロン ラリマールでは、全く痛みを伴わないのに小顔効果が大きい革命的な方法を採用し、顧客を増やし続けている。

小顔矯正サロン ラリマール サロンオーナー 大熊友子(おおくまともこ)

1974年、埼玉県生まれ。国際理容美容専門学校を卒業後、都内と神奈川で10年美容師として働く。結婚・出産後、化粧品会社のエステサロンでエステティシャンとして技術を習得。2013年、健美ボディサロン「ラリマール」を開業。エンドリングフェイシャルを知り、ランチ会で実際に施術を見てその効果に魅せられ、「神戸小顔カレッジ」で技術を習得。2018年、「小顔矯正サロン ラリマール」をリニューアルオープン。

美容師から専業主婦、エステティシャン、そしてサロン経営へ

美容師になって都内や神奈川の美容室に10年働くも、出産を機に仕事を辞め主婦業に専念。だが美容師をしていた頃の充実感を忘れることができず、子供の手が離れるのを待って、以前から興味を抱いていた化粧品会社のエステサロンで、エステティシャンとして働き始めた大熊友子代表。

「現在も美容院を経営している母が、お客様ととても楽しそうに会話をしていた姿を見て、『私も女性に美しさと笑顔を与えられるような人になりたい』と思ったのが、今の私の原点です。そして、初めてお客様のお顔にふれた瞬間、『これが私の天職だ!』と思ったことを、今でも覚えています」

このとき、「いつかは自分でフェイシャルサロンを開業したい」という夢が芽生え、その後のさまざまな出会いから、健美ボディサロン「ラリマール」を開業。その頃、SNSを通じて無痛の小顔矯正サロンを経営している女性と知り合う。その“顔がものすごく変化する”施術に興味を抱くようになり、「神戸小顔カレッジ」の体験会に参加。初めて実際にその施術を体験し大きな衝撃を受ける。

「軽く撫でる程度のタッチで、全く無痛。なのに、驚くほど顔が変わっていたんです!『私もこの手技で、世の中たくさんの女性の人生を変え、幸せにしたい』という想いがあふれて、止まらなくなりました」

大熊氏は約半年間、「神戸小顔カレッジ」に通って技術(エンドリングフェイシャル)と経営のノウハウを習得。2018年、小顔矯正サロン ラリマールをリニューアルオープンする。

「一般的な小顔矯正との大きな違いは、『無痛で顔を変えられる』ということ。それは“力”ではなく、“思考”で骨を動かしていくからです。お客様の顔を見て、その悩みをお聞きし、なりたいお顔をイメージしながらお顔を動かしていく……、それは、頭の中のイメージを手で形にしていく陶芸のような感覚に近いかもしれません」

大熊代表も学校で習い始めた当初はエンドリングフェイシャルのメカニズムが理解できず、半信半疑でつい力を入れてしまっていたため、骨を動かすことができなかった。しかしあるとき、そのイメージがスッとつかめ、軽く触れただけで骨が動いていく感覚を手に入れた。

年齢とともに顔が大きく見えてしまうのは、噛み方、姿勢など生活習慣による力の入れ方のアンバランスさが蓄積し、骨が歪んでいくから。力で骨を動かすのではなく、出ている骨をあるべき元の位置、本来の自然の形に戻すだけなので痛みが無く、小顔効果も持続するのだという。丸顔で悩んでいた人が、この施術でエラを正しい位置に戻したら卵型の顔になることは珍しくないそうだ。

「サロンにいらっしゃるたびに明るくなり、性格が変わられて、人生に前向きになる方も多いんです。自分の顔に自信を持てるようになるということは、それだけ大きいことなのですね」

年内に化粧品を開発、2021年には化粧品メーカーを設立したい

同サロンの小顔矯正は、いろいろな要因で起こる顔のストレスを取り除くため、小顔になるだけでなく自然に美肌になることが多いという。その効果に着目した大熊代表が今、取り組んでいるのは、化粧品の開発だ。サロンのお客様から「小顔を維持するにはどんな化粧品を使えばいいの?」と相談されても、顔のストレスを取ることに対応した化粧品が市場に存在せず、答えられないことも開発の理由のひとつだという。

今後は小顔矯正サロンを継続し、現場でお客様の生の声を聞きつつ、それを反映させて化粧品を開発し、商品化していきたい考え。年内には完成させ、2021年には化粧品メーカーを設立するのが目標だ。

「お顔の悩みから解放され、明るく前向きになる……、そんな人をひとりでも多く増やすのが、私の最大の願いです」

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vol.44

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代表

相川佳之

2000年に湘南美容クリニックを開業して以来、美容医療にとどまらない総合医療グループ「SBCメディカルグループ」を築き上げた代表の相川佳之氏。いま最も力を注ぐことの一つに医療アプリ「アイメッド」によるオンライン診療の普及がある。日本の医療環境をどう変えようとしているのか。その先のビジョンとは――。
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