サービス力

プラス思考をつくる脳の使い方! 気合や根性論ではない“実証されたプログラム”

一般社団法人能力開発向上フォーラム

代表理事

吉岡眞司

写真/芹澤 裕介 文/竹田 明(ユータック) | 2020.01.10

ネガティブな感情をポジティブに切り替えることで、パフォーマンスが大幅に上がると語る、一般社団法人能力開発向上フォーラムの吉岡代表。彼が提唱する「WINプログラム」とは?

一般社団法人能力開発向上フォーラム 代表理事 吉岡眞司(ヨシオカシンジ)

慶應義塾大学卒業後、神戸製鋼所に入社。2年目から国家プロジェクトのマネジメントを任される。その手腕を見込まれ、日本航空株式会社に転籍。営業・企画部門のトップマネジメント経験を経て、2015年7月に一社)能力開発向上フォーラムを創立。代表理事に就任。1961年生まれ、東京都出身。

科学的根拠に裏付けられた脳力開発トレーニングプログラム

日々の生活の中で、私たちの心は振り子のようにプラスやマイナスに振れるもの。感情の起伏は日常生活を彩ってはくれるが、プレゼンや入試、試合や発表会などの重要な局面でネガティブな感情に支配されていると、自分の能力を思う存分に発揮することができず、良い結果は得られない。

プラス思考が良いことであると感じてはいるものの、現実にプラス思考になることは難しい…そう思っている人が実際のところ非常に多い。しかし、一社)能力開発向上フォーラムの「脳力開発トレーニングプログラム(WINプログラム)」を活用すれば、ネガティブな感情をポジティブにコントロールする術が体得できる。

SBTとアンガーマネジメントの認定資格を持ち、お客様の状態や特性に合わせてカスタマイズした「WINプログラム」をコーチングの手法で伝える指導スタイルに定評がある吉岡代表。

「WINプログラムには、大脳生理学、認知・行動心理学などに裏付けられた再現性のある2つの理論が基軸にあります。ひとつは『SBT(スーパーブレイントレーニング)』、もうひとつは『アンガーマネジメント』。WINプログラムでは、脳の機能や仕組みを理解し、ストレスの発生要因となるネガティブな感情のコントロール方法、そうした感情を生み出す主たる要因(コミュニケーション能力など)の改善方法、ネガティブな感情に陥ったときに即座にその気持ちを切り替える方法などを体系的に学び、実践を促す構成になっています」

イメージトレーニング研究指導のパイオニア、西田文郎氏が編み出したSBTは、物事に集中して取り組める“脳の状態”をつくり、潜在能力を開花させるブレイン&メンタルトレーニング理論。メジャーで活躍する大谷翔平選手をはじめ、数多くの日本人トップアスリートや経営者らが学び、実践し、圧倒的な成果をあげている。

SBTの開発と普及に努めてきたJADA協会が主催する表彰式“SBT AWARD”で、SBTを通じた人財教育への貢献が最も高い優秀コーチとして、2年連続表彰された吉岡代表。

70年代にアメリカで生まれたアンガーマネジメントは、イライラや怒りの感情と上手に付き合うためのメンタルトレーニング理論。男子プロテニス、ロジャー・フェデラー選手がアンガーマネジメントを習得し、世界ランキング一位になったのは有名な話。プロスポーツ選手、経営者、政治家、会社員、教師、弁護士、医師など様々な人たちが学んでいる。

「意志の力で心をコントロールするのは難しいのですが、脳からアプローチすると容易なのです。というのは、脳は理屈よりも感情の影響を強くうけるという特徴があるからです。脳のメカニズムを知り、人それぞれの脳の思考癖に応じたトレーニングを続けることで、感情を上手にコントロールできるようになります」

企業講習会、健康セミナーの様子。

理解と体得は別モノ、だから「結果が出るまで伴走します」

SBTもアンガーマネジメントも、既存の理論で多くの成功事例があり、セミナーも頻繁に開催されている。しかし、一社)能力開発向上フォーラムのWINプログラムは、お客様個々の状態に合わせて、それらを融合しカスタマイズする。さらに、身につくまでトレーニングに並走し付き合う。だから、結果につながる。

「どんな理論でも理解するのと、体得するのは別です。理解するだけならセミナーを受けたり、ハウツー本を読んだりするだけで事足ります。ですが、体得するには、自在に操れるようになるまでトレーニングを繰り返すことが必要になります。その過程において、お客様が挫けることなく、在りたい姿を実現するために、私はそのトレーニングに伴走しています」

昨今、様々な企業が課題として抱え、新聞やテレビニュースなどでも取り上げられる“社員のストレス不全”。その未然対策として、さらには組織・チームの雰囲気改善、個々のモチベーションやコミュニケーション能力の向上、業績・パフォーマンスの向上等の目的に、WINプログラムは活用されている。また、「自信が持てない」「集中力が持続しない」「本番に弱い」といった個人的な課題をも解決してくれる。

海外でのセミナー開催の様子。個別指導も行っている。

日本だけでなく、海外においても社員研修を実施。

「企業、学校法人・各種団体などへの研修や講演、また受験生、アスリート、社会人、主婦など個人の方への指導と、幅広くご依頼をいただいております。仕事や日常生活の中で、誰しもが普通に抱えてしまうネガティブな感情を持ち続けたままにしていると、負のエネルギーは自分だけでなく、家族や友人、組織・チームなどにも伝播し、悪影響が及んでしまいます。“心身ともに疲れた状態”から脱却して、公私ともに張りのある充実した日々を送るには、感情のコントロールはとても大切なのです」

今の日本に必要なのは、ネガティブな感情を克服してプラス思考を獲得し、日々を明るく生きるためのマインドセットなのかもしれない。働き方改革の一環にも活用できるWINプログラムが、仕事場だけでなく家庭にも笑顔をもたらしてくれる。

福岡女学院大学国際キャリア学部のカリキュラムの一環として登壇。対象や活用シーンにあわせて分かりやすくレッスンを行う。

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vol.43

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